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F42話「南部長官の最期」。
南部博士ファンとしてはヽ(`Д´)ノｳﾜｧｧﾝ!!な回なんですが、見ているうちにどうも引っかかることが。
まず、南部長官ですが、致命傷を喰らう前に腕を撃たれています。その後、胸だか腹だかを撃たれたのが致命傷です。タツノコアニメのポリシーとして出血が直接描かれないために、どこを撃たれたかはっきりしません。
ただ、一発目の腕をずっと庇ったまま二発目が命中しているわけで、左腕を抑えた右腕は、図の通りの姿勢を取ればわかるように、ほぼ心臓の上を覆う形になります。ですから、二発目は心臓直撃ではないはずです。
健が駆け寄って抱き起こします。
南部「健」
南部「健、宇宙パルスの正体は、おそるべき反物質……」
健「いけない、しゃべったらいけない」
南部「反物質小惑星と、それを作り出している７つの宇宙ステーション」
南部「地球を、みんなで、た、頼む……」
これだけ話をする間、南部長官、意識はあったわけですよ。
話し終わって南部長官、がくっと力が抜けます。
健、そのままそっと南部長官を床に寝かせて大激怒。エゴボスラーを追い掛け回します。残りの諸君はギャラクター兵士と取っ組み合い。
つまりこの間、南部長官はそのまま床に転がされていたようです。
その後、鉄獣を破壊して南部長官をスパルタンに回収。スパルタンは不時着して、諸君が取り囲んで泣いてるし健は感傷に浸ってるし。
さて、USAの場合ですが、銃がらみの事件でERに担ぎ込まれた人の死亡率は5%、その後入院して死亡したのが8%という数値があります。
エゴボスラーの銃、どう見てもルガーP08です。ということは、9mmパラべラムで撃たれたと考えるべきでしょう。こいつで撃たれて暫く話ができる状態だったということは、中で傷が広がっていたとしても、止血して急いで病院に搬送すれば、助かったかもしれないわけです。来院時心肺停止でも、向こうの世界の科学技術は結構進んでるみたいですから、何とかなったかもしれません。
ところが。
健は心肺停止もろくに確認せずに南部長官を放置してエゴボスラーと追いかけっこ。抱き抱えて手袋の上から片手を握ってただけで、脈もろくに見ないで「長官死んじゃった」と思い込んでました。残る４人はというと、ギャラクター兵士と取っ組み合ってて、誰一人南部長官が本当に死んでるかどうかの確認をしていない。出血がひどくなって健に抱かれたまま失神したのだとしても、南部長官は暫くは生きていた可能性が高そうです。南部長官、声には出せないけれど、きっと「戦闘は後回しでいいからまず止血して病院に運んでくれー！」と思っていたに違いありません（爆）。しかし、諸君は、止血も蘇生法も行わずに南部長官を放置。
南部長官が諸君に応急処置のやり方を叩き込んでおかなかったのが今回の本当の敗因かもしれません。
２人くらいで止血と蘇生法をやりつつ残る３人で戦いながら全速力で退却、スパルタンで最寄の病院に搬送する、というのが、最も南部長官が助かる可能性が高い行動だったのに……。手当が早ければ早いほど助かる確率も上がるのに……。医師免許持ちの南部君、諸君の教育を間違えた模様です。
しかも諸君ときたら、鉄獣を破壊した後、スパルタンを不時着させて全員で長官を取り囲んで泣いてます。これでますます手遅れになって、完全に南部長官に止めをさしたのではないかと思われます。仮死状態でもこんな扱いだと完璧に死ぬわな。しかも諸君は、自分たちのせいで手遅れになったとは全く気づいてないみたいです。（ ノ∀｀）あちゃー。
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涼さん
えとね、健ちゃん、傷の具合で助かるか助からないかを把握したのだと・・・うん！ きっとそうだ！
あっこの流れは昨日とは違う流れだ・・・(^^;)
「だって俺、頭に血が上って・・・腹が立ったんだもん！」
南部君、諸君に一番教えなければならなかったのは冷静な判断だったのかも・・・
「健太郎……君の息子は、土壇場でポカやらかす。君そっくりだ……」
と今際の際で南部君が呟いたかどうかは定かではない（笑）
と言うことでぇ～ この後のフィクをどうぞ宜しく(*^_^*)
Reeさん、
マニアなもんで、銃器類の専門書が手元にあったりするんですが、服の上から撃たれた傷って中あけて見ないとわからないんですよねぇ。
肝心な時にポカやらかすに１票です。
フィクは明日何とかします。今日はこのエントリーを書いたら力尽きた。
フィク、一週間後にして・・(^^;)
涼さん
ハタと気づいたのですが・・・
ガッチャスパルタンには 医療設備はナッシングなんでしょうかねぇ？
考えてみれば 南部君に限らず、諸君に限らず、怪我人をガッチャスパルタンに乗せる事は有ると考えられる訳で、そう思ったら これだけのシステムがあるなら、医療設備が有ってもおかしくはないと思った。
あちらの世界は近未来でしょ？
脳のコレクションするの好きな南部君なんだし・・・
結局、南部君の設計ミスだと思うが・・・（笑）
Reeさん、
フィクの件了解。別に書いてるヤツを先に進めますわ。
スパルタンに医療設備はなさそうですよねぇ。５機合体になって余裕が無くなったのかも。合体＆座席移動のためのメカを組み込んだら余分なスペースが無かったとか。
IIのニューゴッドフェニックスは、中で南部君がコンピューター使ったりしていろいろ調査とか研究とかしてましたから、医療設備だって積めそうですけど。
あれこれ機材を積むスペースがあるのは初代とIIのゴッドフェニックスだけかもしれません。元が大型で、ミニサイズの個別メカを収納するしくみだと場所も作りやすいかも。
スパルタンは、怪我人を乗せることはちっとも考えていなかったんじゃないかなぁ。でも、救急箱にガーゼと包帯くらいはあってもよさそうだけど、その手当もされずにほっとかれてるし＞南部君。
涼さん
でもさぁ けが人を乗せることを考えていないのは、ちと酷いよな・・・
だって、諸君が大怪我する事も有るわけで・・・直ぐに帰還出来るとは限らない。
と言うことは、命に関わる怪我をした場合は、涙に暮れろと言うお達しが有ったのかも・・・（笑）
「無念だ！ 鴨技師長に任せっぱなしにしておいたのが間違いだったのだ。わしが確認しておれば、こんな事には・・・」
天国の三途の川を渡るに渡れず、南部君は下界を眺めて呟くのだった。
「いい加減、諦めろ・・・」ｂｙ赤親父
此処でパロディのネタを・・・＠宣伝（笑）
Reeさん、
まったくですよね＞怪我人のせることを考えてない。
でも、IIでも、謎な銃（実はパンドラ博士が用意）で頭を撃たれて意識不明になってる南部博士、病院で手当を受けているのに包帯巻いてもらえてなかったし。
南部君はジョーを始め他の人達に包帯巻いて手当するとか、手当の手配するとかしてたけど。
何気に南部博士って粗末に扱われてる……かも（汗）。
あと、南部博士の一人称って「わし」じゃなくて「私」ですよ。シリーズ通して。
グレンの宇門博士はたまに「わし」のことがありましたけど。