103 死を賭けたG−2号

|2010/6/2(水曜日)-00:38| カテゴリー:
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南部「現地時間午前9時15分、フンジュク地方にマグニチュード8乃至9の地震が発生し、街の大部分が崩壊・炎上した。ところが、規模は違うが同時刻に世界各地で地震が発生したという報告が入ってきたのだ。これだけでもおかしいのに、それぞれの震源地がばらばらで、しかも、火山帯の無いところでも地震が発生している。」

南部「そういう事だ。何かを企んでいる。それもおそろしいことを。」

ジュン「で、博士、あたしたちの任務は?」
南部「……」
ジュン「博士!」
南部「おぉ、もしギャラクターが何かを企んでいるなら、今のうちに叩かねばならん。今度の地震とギャラクターの関連性を調査してもらいたい。出動!」

南部「ジョーは残れ!」

ジョー「博士、俺は行くぜ!」
南部「許さん!ジョー、自分の体のことはお前が一番知っているはずだ。」

南部「精密検査をするんだ。それで異常が無ければ、思いっきり暴れてもらう。これは命令だ。健、成功を祈るぞ。出動してくれ」
健「で、でも博士」
南部「ぐずぐずしているヒマはない。行け!」

南部「ジョー、脳のレントゲンを撮る。診察室まで来たまえ」

南部「お……、ジョー!ジョー……お前って奴は……」

健「えっ、ジョーが!」
南部「彼は自分の体の変調をだいぶ前から知っていたらしい。」

ジュン「博士、ジョーは、ジョーの体はそんなに悪いんですか?」
南部「……」
健「で、あいつ一体どこへ」
南部「わからん」
健「すぐ探しに行きましょう」
南部「いや待て。先ほど再びかなりの大きな地震を探知した。震源地はトリミシマ大陸棚の南西400キロの地点だ。そちらの方の調査を直ちに頼む」



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