準備中

|2011/12/29(木曜日)-18:47| カテゴリー: 雑記
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 今日は別の用事で埼玉の方に行ってました。
 夕方、家露さん同じホテルに無事到着。今年最後のヤマは明日だという……。



コミケご案内(金曜日 東ヤ-59b)

|2011/12/14(水曜日)-23:14| カテゴリー: 創作
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※この記事はコミケ当日までトップに出しておきます。随時更新します。

サークル名FrontierLineで出ています。
サークルGHzさん(家露さん)も一緒に出品します。「黒い瞳の彼 完結編」が新刊です。

【新刊案内】
★★★グレンダイザーファンフィク「帰還」 文:裕川涼 絵:家露伊江子

Cover2011

ストーリー:
 ベガ星連合軍との戦いが終わり、デュークはフリード星に帰り、甲児は宇宙の研究を再開した。宇宙科学研究所は光量子エンジンを利用した機体を開発、軌道ステーションを建設して観測を続けていた。NASAが、光量子エンジンを使った新型の機体の開発を宇宙科学研究所に持ちかけてきたので、技術協力のため、甲児は、光量子エンジンの設計図を持ってダブルスペイザーでNASAへと赴く。新型機は完成し、試験飛行の時に、甲児はダブルスペイザーを追跡機として飛ばした。ところが、試験中に、新型機もろともダブルスペイザーまで行方不明に……。知らせを受けた宇門は、急遽フリード星に連絡を取ってデューク=大介を呼び戻し、NASAへと急行した。しかし新型機もダブルスペイザーも見つからない。ワープをも可能にする光量子エンジンの事故で、新型機もダブルスペイザーも、この世界から消えてしまったらしい。宇門と大介は一緒に甲児を追い、元の世界に連れ戻そうとするが……。

 割とSFしてるパラレルワールド物です。全年齢対象BL表現はありません。夏にパイロット版を無料配布しましたが、章立ても変わり、いろいろ細かいところが追加されています。そして何より完成版には家露さんのすばらしい絵が!上に掲載しているのは現状での表紙案です。CD-Rで、pdf版を配付します。印刷見本も何部か用意します。たぶん400円くらい。

★★★グレンダイザーファンフィク「ふたりの王子」 文:裕川涼
ストーリー:
 グレンダイザー71話「悲劇の親衛隊長モルス」のリメイク小説です。全年齢対象BL表現はありません。この回は、放映されたものとシナリオがかなり違っています。二部構成で、リメイク小説が前半、この回のシナリオを引用して、演出でどこが変えられたかを解説しつつどういう方針でリメイクするかについての解説付き(ちょっと長い後書き)。ホチキス綴じのコピー本です。第一稿上がりました。多分200円くらい?

【既刊】
 すいません印刷見本間に合わず、ガッチャマン本は出せません。次回はガッチャマンで書きますのでよろしくです。
 そのかわり……にもなりませんが(ジャンルが違うので)、新刊買ってくださった方には、「真夏の夜の悪夢」の印刷サンプルをオマケで差し上げます。



振り替え口座を開設しに行きました

|2011/12/5(月曜日)-23:21| カテゴリー: 創作, 雑記
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 コミケも受かったことだし、今後のことも考えて、サークル名で振込を受け付けられるようにするため、振り替え口座を開設しに、ゆうちょ銀に行って来ました。必要なものは、サークルの規約、身分を証明するもの(保健証か免許証)、印鑑登録証明書、印鑑です。
 規約はこんな感じにしました。

FrontierLine 規約

第一条 本会は、FrontierLineと称する。
第二条 本事務所は、〒○○○—○○○○ (私の住居) に置く。
第三条 本会は、会員相互で協力し合い、非商業系創作物の発行を目的とする。
第四条 本会は、前条の目的を達成するために、必要な活動を行う。
第五条 この会は、第三条に係わる関係者をもって会員とする。
第六条 この会の運営に規約改正が必要な場合は、会員の話し合いにより定める。
付則  この規約は、平成23年12月1日より施行する。

 この規約の記載内容が正しいことを証明します。

 平成23年12月5日 ←提出日にする
 〒○○○—○○○○ (私の住居)
 FrontierLine 代表 (私の名前) 印

 これと、保健証を窓口で提出、開設申請の用紙をもらえるのでそれに記入。印章の登録のカードみたいなのを2枚渡されてそれにも押印して記入。規約と一緒に提出し、1枚1円の振替用紙をどうするか訊かれたので一応50枚ほど予約(1回の印字で手数料100円がかかる)。
 会としての実態を証明しないといけないということだったので、コミケ受かった書類も持参したけど、提出やコピーは求められませんでした。かわりに、会員名簿は無いかと訊かれました。用意してなかったので、必須なんですかと訊いたら、担当者もはっきりしなかったので、一応無いままで書類を提出。このあと、貯金事務センターに回されてチェックを受け、不備があれば連絡がくるそうです(書類が足りない場合はこの段階で提出を求められる可能性あり)。連絡がくるまでに一週間ほどということなので、ただ今待ち状態。

 この手続きなんですが、それなりに時間がかかるのと、書類の記入例を出してあるわけでもないので、公共料金支払いとか、通常の口座開設の窓口ではなく、個別ブースへ案内されるんですね。仕切りがあって椅子があって、机のところで係の人と対面する、あの場所です。
 最近のちょっと大きい局の窓口は、列に並ぶためのカードをまずもらいます。窓口には受付番号を示す表示器があって、自分のカードの番号が表示されて名前を呼ばれるということになっています。個別のブースの方は、一般とは別の受付番号が出ていまして、そちらに振られると別の受付番号になります。
 書類を見てもらいながら、「つまりは同人誌の通販なんですよ〜コミケも受かってますし」などと窓口の人とやっていたわけですよ。そしてふと、自分が居るブースの番号を見ると……。

801

受付番号が801(やおい)だってよ〜〜。おいっ!できすぎだろいくら何でも。
っていうかウチ、やおいは1つも出してないんですけど〜〜!!

 これはあれですか、売れるやおい本をどんどん書いて、せっかく開設した振り替え口座をしっかり活用するようにという、ゆうちょ銀様からのお達しでしょうか(爆)。

【追記】
 振り替え口座は無事開設できました!



 アニメーターの荒木伸吾氏が亡くなりました。急性循環器不全だそうです。どうやら訃報が出たのはフランスのサイトの方が先で、その後イタリア語のサイトに出て、日本の方が遅れました。http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/02/kiji/K20111202002155560.htmlによると、

アニメ監督の荒木伸吾氏死去…「ベルばら」など手がける

 荒木 伸吾氏(あらき・しんご=アニメーション監督)1日午前1時21分、急性循環不全のため東京都板橋区の病院で死去、72歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻博子(ひろこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。

 テレビアニメ「ベルサイユのばら」「聖闘士星矢」など、多くの作品の作画監督やキャラクターデザインを手掛けた。
[ 2011年12月2日 14:21 ]

ということです。
 ただただ残念で悲しいです。

 私が荒木さんの絵に出会ったのは、多分、グレンダイザーだったと思います。最初は見てなくて、リアルタイムでは3話から見始めました。
 これは、5話からです。
 一人で研究所のヘリポートに佇み月を見る大介。後から来て大介を支える宇門博士。月明かりに照らされる二人。

D05 01

 自分のせいで地球が攻撃されると悩む大介に対し、戦うのを止めて逃げても問題は解決しないと諭す宇門。

D05 02

 この演出と超絶美しい作画が鮮烈でした。
 その後の観測室の二人。
D05 03

 荒木監督の回は、動きも鋭いし、緊張感のあるシーンまでもが美しいんですね。警報装置を鳴らすだけのシーンがものすごくきれい。

D44 01

 そしてゲストキャラまでみな美形。キリカと兄です。レギュラーメンバーを張れそうな美しさ。

D63 01

 そして、グレンダイザー後半登場のマリア。荒木監督のこの絵が後半をどれほど引っ張ってくれたことか。

D63 02
 甲児君も整った顔立ちで描かれます。かっこいい甲児君はたくさん登場するのですが、成長ぶりがめざましいのは何と言っても72話でしょう。所長が止めたのを知った上で大介をルビーナに会いに行かせ、自分はその背後で大介を守ります。威勢の良かったZの頃からの成長ぶりがわかり、やはりマジンガーシリーズは甲児君の成長物語でもあるのだと気づかせてくれるシーンです。

 D72 01

 大事なシーンを、美しい作画で盛り上げてくださった荒木監督、お疲れ様でした。そして、楽しい時間をありがとうございました。当時はまだビデオが無かったから、テレビを見終わった後、何度も絵を思い出しシーンを頭の中で繰り返し再生しておりました。子供の頃のあの時間は、今でも私の宝物です。
 まだまだご活躍なさると思っておりましたので、大変残念ですし、悲しい気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈りいたします。



コミケ受かりました

|2011/11/6(日曜日)-16:24| カテゴリー: 創作, 雑記
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冬コミ受かりました。
金曜日 東ヤ-59b
です。

ちょっとてんやわんやかも。



何だこれは……(笑)

|2011/10/20(木曜日)-04:11| カテゴリー: 雑記
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 グレンダイザー1話、観測室で宇門所長と甲児君が交わした会話。

甲児「所長、円盤です」
宇門「うーん」
甲児「TFOで追ってみましょうか」
宇門「それはやめた方がいい」
甲児「どうしてですか?所長は、もしや、宇宙人の存在を信じないのでは……」
宇門「ん?いや、そういうわけでは」
甲児「所長、NASAではですね、既に認めているんですよ。現に一般人でも、頻繁にUFOを発見しているじゃありませんか」
宇門「そう、だったらわるい宇宙人でなければよいが」
甲児「彼等は、地球と貿易をしたいんですよ。そのために、さかんに偵察旅行しているんです」
宇門「そうであってくれるといいんだがね」
甲児「地球人もそろそろ宇宙との貿易を考えるべきです。このままでは、資源は減る一方だし、絶対に必要だと思うんです」
宇門「甲児君、君がこの研究所を選んだ理由がわかったよ。君は江戸幕府が鎖国を解いたように、地球の鎖国を解きたいんだね」
甲児「そんなふうに言われちゃうと照れちゃうけど、僕の夢なんです」
宇門「うん、いや、すばらしい夢だよ」

 こんな具合です。当時のUFOブームをうまく取り込んだ台詞になっています。

 まあそれはそれとして、変な論文を見つけました。
Richard Stothers, “Unidentified Flying Objects in Classical Antiquity”, The Classical Journal, Vol. 103, No. 1 (Oct. – Nov., 2007), pp. 79-92.
 どうも、古典とか古文書とかを研究する学会の出している論文誌らしいです。タイトルを訳すと「古典におけるUFO」ってところでしょうか。
 要約はこんなでした。

A combined historical and scientific approach is applied to ancient reports of what might today be called unidentified flying objects(UFOs). Many conventionally explicable phenomena can be weeded out, leaving a small residue of puzzling reports. These fall neatly into the same categories as modern UFO reports, suggesting that the UFO phenomenon, whatever it may be due to, has not changed much over two millennia.

「歴史的および科学的方法を組み合わせを、古いUFO目撃報告に適用した。ごくわずかの込み入った報告を除いて、従来の現象は除外することができた。それらは最近のUFOの報告と同じカテゴリーに入れることができ、UFO現象は二千年にわたって変化していない。」
 つまり、古代ギリシャとかローマの時代からの「何か変な物体が飛んでるのを見ました」報告を集めて分析して、説明がつく現象に分類したという、大まじめな研究論文、らしいんですね。
 取り上げてるネタがネタなんで、古典の研究としてはかなりアレな代物だと思うんですが、一体どこの物好きがこんなもの書いたのかと思って、本文末尾の著者の所属を見てみました。

National Aeronautics and Space Administration

……マテ。

 まさかのリアルNASAでした。一体何やってんだYO!>NASA。上のグレンの台詞を思い出して、笑いが止まらなくなったじゃないですか。

 まあ、空軍が冷戦を背景に変な形の飛行物体を開発し、目撃されても軍事機密なので黙ってた結果、勝手に世間がUFOだ宇宙人ビークルだと盛り上がってしまい、隠してるのは政府の陰謀に違いない、と濡れ衣やとばっちりが山ほどやってきてたと思われます>NASA。



 ヨーロッパ限定販売のダイザーチームフィギュアを入手したので紹介。
 まずパッケージ表。

Team 01

 パッケージ裏。

Team 02

 この4人並んでる姿は、レリーフとして別の商品になって販売されているのと同じデザインです。パッケージを取り出すと、透明な樹脂が2つに分かれていて、足をささえている部分は引き出して取れるようになっていました。全員うつむき加減です。

 デュークはこんな感じです。

Team 03

 メットが分厚い分、顔が奥まった感じで造形されてます。

Team 04

 特徴的な目の下のくまはほとんどない。

Team 05

 甲児君はこんな感じ。丸顔ですね。

Team 06

 バイザーが厚いので少しイメージが違いますね。以前に出た大きいサイズの方がバイザーは薄くて、アニメの設定に近い感じでした(ただし透明パーツではなかったが)。

Team 07

Team 08

 ひかるさん。

Team 09

 立体にしてもおとなしい感じです。髪は見えません。

Team 10

Team 11

 マリアちゃん。

Team 12

 正面見てない感じが、何かを警戒している緊張感を表しているよう。

Team 13

Team 14

 小さいサイズで透明バイザーで顔を表現しようとするとやはりいろいろ大変なのでしょうか。甲児君とマリアちゃんの目がちょっとつり目になってるので、好みがわかれるところだと思います。が、キャラの個性は非常によく表現されていると思いました。

 宇門博士フィギュア出して欲しいなあ^^;)。



 昔のムック本は、設定まわりを知る上で貴重な資料なのですが、ときどきとんでもない間違いを堂々と書いてあったりします。
 まず、黒崎出版「マジンガーZ大図鑑」より。

Kurosaki

 ジェットスクランダー完成、という、マジンガーZの中盤のハイライト、最大のパワーアップイベントです。ところが、説明に曰く、

兜博士は、おおいそぎでジェットスクランダーを設計し

 Zの兜博士ですが、十蔵博士はZ完成直後に暗殺されてますし、剣造博士は表向き死んだことになっています。光子力研究所の開発を主に担っていたのは三博士でしたが、ジェットスクランダーの設計開発は珍しく弓教授でした。なのに、解説では思いっきり兜博士に手柄を持って行かれてます。こんなに大きなイラストで紹介されているというのに、弓教授ってば哀れ……。

 次にエルム「テレビロボット大百科」のグレンダイザーの解説ページ。

Elumu01

 見ればわかる通り、宇門博士の絵が兜剣造博士になってます。誰だこれ描いたの。なお、グレートマジンガーの解説ページには、グレートを作ったのは兜博士だと、後ろ姿のイラスト入りで出ていました。
 また、下の方に

ベガ星雲のすべての星をせいふくしたあと

とありますが、アンドロメダ星雲の間違いですね。
 この本、スペイザーの説明だけいろいろ間違ってたりします。

Elumu02

 スペイザーについて、

合体に必要な時間は2秒

となっていますが、2秒で済めばデュークもピンチにはならなかったし、宇門博士だってダブルスペイザーの開発を考えたりはしなかったでしょう。合体に6秒、分離に7秒半(36話)が正解です。また、巻末のロボット性能比較では、スペイザーと合体しての飛行速度が「マッハ4」となっていますが、本編では大気圏内でフルパワーでマッハ9、宇宙空間ではワープ機能も持っていました。一方、三機のスペイザーの速度は合っています。