超電磁ロボ コン・バトラーVのDVDを全部見終わった。見る前から、雑兵さんに「子供だましという言葉をコレで知った」「デウス・エクス・マキナってのを後で知ってまさにコレだと……」とさんざん吹き込まれていたのだが……ラスト10分になって
キャンベル星から来たデウスが二頭立ての馬車(但しメカ)で登場
死を覚悟している登場人物達の前で、地球を破滅させるはずの核融合ミサイルを消去する。
ちょwwwおまwwww、名前からしてがそのまんまやないかーっ!orz。
 スタッフ、絶対に狙ってやっただろコレ……。
 都合良くキャンベル星で内乱が起きるのは……ってツッコミも入ってたけど、そんなご都合主義なんざ完璧に吹っ飛ばす絵に描いたような(って実際絵だが)デウス・エクス・マキナっぷり。ここまでやられると却って潔いというかすがすがしいな。

 コンV最初から鑑賞中。博士ファンなので今回もやっぱり博士に注目。
 穏やかで枯れた感じの南原博士、詰め襟の長い白衣は、兜剣造と似ているなあと思って見ていたのだが、始まった途端にケガで殉職。その後は、友人の四谷博士が指揮を引き継ぐ。が、四谷博士の初登場シーンは、酔っ払って暴れてトラ箱にたたき込まれているという状態。研究所に来てからも白衣のポケットには常に酒瓶、指揮官席でもボトル片手に飲みながらやってるという、アル中博士っぷりを発揮している。敵を倒す前に肝硬変で死ぬんじゃないかと思うのだが、禁酒することってあるんかねこの人は。

 なお、5人の出撃シーン、椅子に座った五人が柱に沿って下に降りていくのだが、むやみに回転しながら降りていく。搭乗前から酔いそうな……。まあ、それくらいで目を回すようじゃ、コンVにゃ乗れないか。そういえば、ゲッターロボ號の出撃シーンもグルグルだが、椅子ではなくカメラワークでグルグルだったな。