去年、eBay.itやeBay.frで予約注文を受け付けていた、ダイザーの掌の上を走るデュークのフィギュアを注文しました。300EUR前後とかなりお値段高めで、最初は確か6月発売だったのがのびのびになって、つい最近届きました。

こんなカタログ写真で販売されていたので、見たことのある方もいらっしゃるかと思います。

Catalog

実は注文したら、本体価格に近い金額の送料を請求され、届いたら届いたで関税2500円を払わされました。これまでフランスやイタリアのグッズ蒐集ではなかったことなので、一体何事かと思ったら、えらくでかい荷物が届きました。

まず、台になるグレンダイザーの掌。絵がちょっと切れちゃってますが、下の方にあるのは20cmの定規です。掌の形は四角っぽい感じです。持つとずっしりと重いです。中央の穴が、デュークフィギュアをとりつけるところです。

Hand

こちらはデュークフリード。走っている姿で身長が20cmくらい。このサイズで直立すればもうちょっとあるでしょうかね。

Duke1

掌にとりつけて、後ろから見たところ。手首に当たる部分に金属製のプレートが埋め込まれていて、グレンダイザー、と書いてあります。

Back2

で、このデューク、まさかのヘルメット可動でした。

以前に、マリア、甲児、ヘルメット姿の戦闘服、素顔の戦闘服、とシリーズで出たフィギュアでは、そもそもヘルメットの内側は造形されていませんでした。その後に出た30cmの大型のフィギュアでは、バイザーの内側が見えて、一応外すことはできましたが、可動ではありませんでした。さらにその後、少し小さいサイズで出たダイザーチーム4体セットでもバイザー越しに顔を見ることはできましたが、やはり可動ではなく。フランスで作られたフィギュアもヘルメットは取り外し方式、日本のガレージキット(コテメンドウ製)も取り外しでした。ということで、これが初のバイザー完全可動のデュークということになります。

Duke2

顔のアップ。眉毛は割れていないし、顔自体も少しグラデーションがかかった塗りになっています。表情もイマイチかなあ……。まあサイズが小さいのと、材料がレジンではなさそうで、細かくて鋭い凹凸を表現できないようですので、仕方無いでしょう。

Duke3

多分これ、レジンキャストじゃなくてポリストーンでできてます。重量と質感はむしろセメントやセラミックに近い感じです。デュークのバイザーが割と厚いのも、薄くすると割れるからじゃないでしょうかね。落としたりぶつけたりしたらヒビが入って欠けたり砕けたりするでしょう。割れ物として、壺や花瓶と同じように扱うしかありません。でかいし重いし、他のフィギュアに混ぜて飾るのではなく、玄関の下駄箱の上か、床の間にでも飾っておけという感じです。フィギュアを通り越してもはやオブジェの一種になってます(爆)。



ワンフェスに行きました

|2015/2/8(日曜日)-23:16| カテゴリー: 雑記
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WF2015冬を見てきました。とりあえずカタログを見ると、普段チェックしてるディーラーさんのところにも情報無かったし……と、ゆっくり出かけました。

で、これ↓を見逃してて買い損なった。

Nautilus

きっとまた再販されるでしょうから、夏に期待。次は事前問い合わせを入れるぞ、と。

アブドラU6は人気だったらしく、会場持ち込み分は完売。ネット通販とかは受け付けてくれるそうです。

AbudoraU6

ダイザー+ダブルスペイザーは既に予約したのですが、同じシリーズでスペイザーとTFO付のものの販売もするらしいです。アニメのイメージだとかなり平たかったスペイザーですが、ダイザーのボリュームが凄いので、分厚い円盤になってました。

GrenTFO1

スピンドリルも出せます。差し替えパーツかな。

GrenTFO2

TFOが強そうです。ディテールが追加され、金属光沢に。実写モノのSFで飛んでいても違和感がありません。

GrenTFO3

でじたみんさんのところで見かけたダイザーヘッド。この秋に、ジェットパイルダー+マジンガーヘッド、ブレーンコンドル+グレートマジンガーヘッドが相次いで発売されましたが、そのシリーズだそうで。パイルダーで乗り込まないグレンダイザーなので、シュートインの部分を再現するしかなさそうですが、何とも思い切った表現というか、其の手があったかというか。小さいデュークピットはダイカスト製だそうです。アニメ通り180度の回転2回は……無理でしょうね。落ちないようにレールの脇に出っ張りがありますし。でもまあここまでやるなら同スケールの移動車もつけてほしいところ。

また、アニメではスペイザー、ダイザーともにキャノピーはほぼ透明か、薄い水色で内部が良く見えていたのですが、このキットでは濃い青色です。この色だと、デュークがどちらに居るのかはっきりしません。同じシリーズのパイルダーは中がよく見えるつくりなので、こちらも見やすく改良してほしいところです。

DizerHead1

タツノコキャラもチェック。発売中の破裏拳ポリマー。

Hariken

次に発売予定のキャシャーン。

Casshern

開発中のガッチャマン。バイザーの下の髪の毛までしっかり表現されています。期待が高まります。

G1

同じくG-2号、コンドルのジョーさん。腰のエアガンは外して持たせられるのかな。ピン状のパーツでベルト部分につながってました。

G2

会場を移動していたら、あしゅら男爵さんが登場。

Asyura

結局、マジンガーZ解剖図手ぬぐいだけ買って帰りました。欲しいものは大体が開発中ばっかりだったので。

LayLaxさんの出品した攻殻機動隊ARISEのシュレーディンガー(アサルトライフル)はかっこよかったです。BB弾撃てる方が発売されたら是非ほしい。



新年おめでとうございます

|2015/1/1(木曜日)-20:34| カテゴリー: 雑記
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今年もどうぞよろしくお願いします。

 

今年はグレンダイザー放映40周年です。グレンダイザーは、日本でもそこそこ人気がありましたが、日本よりもむしろイタリア・フランスとアラビア語圏で凄い人気でした。40周年を機に、海外展開がどうだったか、いくつか資料を訳して日本で紹介できればと思っています。

Lab 66

そういえば、(以前にも紹介したことがありますが)本編でも研究所の玄関に門松が飾られていましたね。



コミケお礼

|2014/12/28(日曜日)-23:00| カテゴリー: 雑記
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本日、C87サークル参加を無事に終了しました。

前回(2013年夏)は、油断して遅く出たら遅刻してしまい、随分待たされた上に開店が昼の11時過ぎになり、ジャンルもアニメ評論で出していたので売れ行きが今一つでした。

今回は、アニメ(その他)でひとくくりになったので、グレンダイザーやマジンガーやゲッターなど、ダイナミック系アニメのサークルの列に配置してもらうことができました。

とはいえ、マイナーサークルですし、サークル参加を初めて間もないので、それほど売れないだろうと思い、小説は各4部、翻訳本は各10部前後の持ち込みでした。それでも半分以上は売れ残って持って帰ることになるんじゃないかと予想して、持ち運びによる本の傷みを防ぐために売る分はビニール袋に入れて、立ち読み用の1冊だけSAMPLEスタンプを押して出した状態で展示しました。ところが、ありがたいことに、翻訳本は、サンプル用も含めて完売しました。

○イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 上 サンプル1+販売分8
○【新刊】イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 下 サンプル1+販売分10
○Origins de Goldorakの世界 サンプル1+販売分6
○ACTARUS 1 悪魔のいる高原 サンプル1+販売分12

袋入りが無くなってしまった後「これしかないのですか、売り切れですか」と訊かれたので、展示品なので100円引きにしてサンプル分まで全部売りました。あと、ファンフィクの「Battle Proof」が2部、「帰還(おまけ本「ふたりの王子」セット)」が1部売れました。どうも、フィクよりも、翻訳本の売れ行きの方が良いようです。海外資料をかなり集めたのですが、読むにはそれなりに時間も手間もかかるので、せっかく意味が分かったのだから誰かと共有したいと思って始めたのが翻訳シリーズです。ムック本などで、イタリア、フランスでの展開が紹介された時に、本も少し紹介されていましたが、実際に買って訳してみた人は見かけないので、多分やってる人がほとんど居ないのではないかとは思います。

買いに来て下さった方とお話して、いろいろ情報をいただきました。

「資料的価値が高い」とおっしゃって下さった方、ありがとうございます。今後も翻訳本を出す元気と勇気をいただきました。また「来年5月に中野まんだらけで資料系同人誌の即売会があるので翻訳本でエントリーしては」というアドバイスもいただきました。戻ってネットで調べたところ、「資料性博覧会08」というのが見つかりました。小さなイベントですが、かなりマニアックぽいので、落とされるのを覚悟でエントリーしてみようかと思います。

1年半前の2013年夏コミで「イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 上」をお買い上げ戴いたお客様が、また来て下さり、下巻を買っていかれました。連続でコミケに落ち続けていたのですが、覚えていてくださったことがうれしかったです。前回お買い上げの時、会社で友達に見せるとおっしゃっていましたが、見せた結果爆笑で大ウケだったという結果を教えていただきました。下巻も上巻に負けず劣らずむしろ輪を掛けてひどい内容(笑)ですので、みなさんでネタにして笑っていただければと思います。

そんなわけで、最後の方に通って下さった方には、今回持って来た翻訳本を見せることもできない状態でした。申し訳ありません。あと各数部、多めに持ち込むべきでした。通販をhttp://www.frontier-line.org/mail-orderにて受け付けておりますので興味のある方はご利用ください。なお、帰宅は明後日になる予定ですし、年末年始も挟みますので、新年1月5日以降、対応いたします。

会場では、お隣のサークルの売り子さんに手助けしていただいたりということもありました。ありがとうございました。次の夏コミにもエントリーするつもりなので、当選すればまた会場で新刊を手にとっていただけるかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。



コミケ受かりました C87 1日目東ツ-02b

|2014/11/7(金曜日)-12:59| カテゴリー: 雑記
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サルード友の会さんの本に参加させていただいていて、そちらの原稿の締め切りでテンパってて、何か封筒は来てたんですけど確認せず放置状態にしてましたが、さっき確認したら受かってました。

1日目東ツ-02b Frontier Lineで出ます。

ちなみに、みなもと蘭子さん主筆のサルード友の会さんも受かってまして、すぐ近くの1日目東ツ-03bです。

新作フィクは、「空のゲシュペンスト」(連載3回目、完結)、サルード友の会さんの本に出させていただくことになってます。過去2回の連載も、サルード友の会さんの本に掲載済みです。いつも、サルード友の会さんはバックナンバーをしっかり持って来られるので、興味のある方はぜひバックナンバーともどもお買い上げいただければと思います。内容は、マジンガーとグレンダイザーをつなぐ話で、NASAにいる甲児くんから、宇門博士のところに行きたいという手紙を受け取った弓教授が、宇門博士のような異端扱いのところに甲児くんをやっていいものかと不安になり、宇門博士の身辺調査を始めて事件に巻き込まれる、という話です。弓教授視点のフィクというのは珍しいのではないかと思います。

新刊予定は、「イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 下」です。コピー本で作る予定です。上巻は一昨年の夏コミに出しました。今回初めての方のために、上巻も用意していきます。このブログでも紹介しましたが、KAZONGAというタイトルの、イタリアで出たグレンダイザーパロディポルノの翻訳(というか対訳本)です。

あともう1つくらいは、グレンダイザーの海外絵本の翻訳とかを出したいです。イタリア語かフランス語からの翻訳になるので、かなりGoogle先生に頼りつつ作ることになりそうです(汗)。

なお、別企画も準備中(まだ内緒)です。某企業に仕事を発注してて、そっちの納期次第で間に合うかどうかが決まります。多分、12/20頃には案内できると思います。

過去に出したフィクも少しは持っていくつもりです。



「赤い夕陽の誓い」

|2014/8/24(日曜日)-00:31| カテゴリー: グレンダイザー, 蒐集
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グレンダイザーF.C.(一番最初に結成されて、「スペイザー」を刊行して、徳間のロマンアルバムにも紹介されいた)制作のスライドアニメは、PART.Iが「幻のむこうに死神を見た」で、PART.IIが「信じ合う友情の絆」です。紹介記事をそれぞれ、ここここに書きました。

ところが、これ以外にもスライドアニメーションの計画があったようで、違う内容の話の絵コンテを入手しました。しかし、計画だけで製作されなかったのか、途中でボツになった企画なのかはわかりません。2ページ目に「制作 グレンダイザーF.C.」とあるので、パロディ編のシリーズの1つだろうと思われます。上映されたものは冊子となってファンクラブのメンバーに配られたそうですが、当時ファンクラブに入っていた方に尋ねても、冊子になったのは「幻のむこうに死神を見た」「信じ合う友情の絆」の2つだけだそうです。

ということで、完成せず絵コンテの段階で終わったものらしいのですが、ストーリーがなかなか面白いので紹介します。何と、甲児くん女体化ネタが突っ込まれております。



オープニングは「とべ!グレンダイザー」ではなく「きみこそ勇者」を使う予定だったようです。



甲児くんそこで拾い食いしたらアカン……。しかもそれ、バイクでぶつかった人の落とし物だし。





「こんな姿になってしまった私はやはり研究所にはいられません」って、何か研究所が女人禁制みたいです。まあ、ひかるもマリアも居るのでそんなわけはないのでしょうが。そりゃそうと、一体どこに行くんでしょうね。光子力研究所に戻ったら弓教授が仰天しそうだし、グレートの状況を見た限り、住んでた家はもう無さそうだし。

甲児くんからの連絡はまだ無いのか、って言ってるところを見ると、宇門博士は甲児がどうなったかについて先刻承知なのでしょうかね。







「落ちてた怪しいものを拾って食べてはいけません」と宇門博士が教育しないとダメだったとかそういう話になってるような。



「信じ合う友情の絆」

|2014/8/23(土曜日)-22:45| カテゴリー: グレンダイザー, 蒐集
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グレンダイザーF.C.のスライドアニメ第二弾の紹介です。第一弾は「幻のむこうに死に神を見た」でした。第二弾の本をだいぶ前にオークションで入手してそのままになっていました。今にして思えば白黒ですし印刷もそれなり……ですが、小松原さんや荒木さんの絵に似せて上手く書かれたキャラは大変に魅力的です。

All images and texts are here. Please use auto-translation for each pages.









コマンダーマリオ、けっこう美形です。





敵側の作戦とはいえ、甲児と大介で愛の告白になるあたり、やっぱりみんなこの頃からネタにしとったんかい、と。









このスライドアニメ、ファンのツボを突いてるなあ、と思ったのは、大介さんの髪型なんです。マリアちゃんも居るわけで、コスチュームは後期型の力強いイメージのものに合わせているのですが、髪型は前期型です。真ん中で分けるよりも斜めに流れる感じの前期型の方がかっこいい気がします。

















 羊になってる甲児くんとそれを追いかけ回す大介さんがなかなか楽しいエンディングですね。








デュークが地球に来るまでの時間経過の資料メモ」のその後。イタリアのgonagai.netでの議論のために改めて資料を調べた結果、もう少し絞り込めそうなのでまとめてみた。「TOEI’s description is confusing」のほぼ日本語訳である。

事の発端は、東映アニメのサイトの海外向けの解説に、

After ten years’ travel through space he reaches the earth, and comes to know Dr. Umon, a space scientist. The prince names himself Daisuke Umon, and leads a peaceful life as a member of the Umon Family.

と書かれたことである。
 そのまま訳すと「10年の旅路の後に彼は地球にやってきて、宇宙科学の科学者宇門博士と知り合った。王子は宇門大介と名乗り、宇門家の一員として平穏な暮らしをしていた。」となる。この「10年」という説明が、本編やその他の解説とも合わないのでどう解釈すべきか、というのが、gonagai.netで議論された。

結論からいうと、公式の上記の記述は間違っており、制作資料と本編のみの情報から、デュークがおよそ2年ほどさまよった後に地球に到着したとすれば、キャラクターの年齢も含めて全て矛盾なく説明できる。

まず、議論の前提として、マジンガーワールドは現実の世界と時間軸を共有する物語である、とする。現実におきた出来事のいくつかがマジンガーのストーリーに反映されていることから、このように仮定しても間違いはないと思われる。たとえば、1973年にはオイルショックが起きた。1974/04/21に放映されたマジンガーZの73話には、オイルショックのためボスボロット用のガソリンを買えないという描写がある。

甲児はグレートマジンガーの最終決戦の時にマジンガーZに乗って参戦した。さらに、グレンダイザーの1話では、富士山の上を飛びながらマジンガーZでの戦いを思い出して、「今の俺はマジンガーZの操縦者じゃねぇ」とつぶやいている。つまり、Z、グレート、グレンダイザーは同じ時間軸に並ぶ物語である。(注:東映まんが祭りのZとグレートの交代劇や、グレンダイザー対グレートマジンガーなどが上映されたので、3つの物語が一続きのものだというのは日本人にとっては当たり前だが、イタリアでは放映順序が異なっている上、まんが祭りで上映された内容が編集されずに時間を追って紹介されたわけではないため、話の順番に混乱が生じていた)

これらを踏まえて、3つの物語のタイムラインチャートを描いてみた(クリックで拡大)。

Timeline jpn

このチャートには、次に示した1次資料の情報(本編、シナリオ、設定画)のみを入れた。

  1. 宇門博士が「(デュークと出会ってから)かれこれ2年」と言っている(1975/10/12、第2話).
  2. 宇門大介20歳、兜甲児18歳(第6話シナリオ、1975/11/19放映)
  3. マリアは13歳(49話シナリオ、1976/09/05放映)
  4. 宇門博士が「マリアちゃんはまだ14歳」と言っている(50話、1976/09/12放映)
  5. デュークがフリード星を脱出する直前の年齢は15歳(71話設定画の記載)
  6. マリアがフリード星を脱出する直前の年齢は9歳(設定画の記載)

なお、50話で語られるマリアの年齢は、海外版では16歳に変更されており、時間経過がさらにわかりにくくなっている。ここでは日本版オリジナルの年齢を採用する。

1より、デュークが地球に来たのは1973年の秋となる。

マリアの誕生日はわからないが、3と4から、1976/09/06から1976/09/12の間に14歳の誕生日を迎えたことになる。すると、1971/09/06から1972/09/12の間に含まれる365日間、9歳であれば矛盾しない。

デュークの誕生日もわからないが、2より、1969/10/15から1971/10/05の間に含まれる365日間、15歳であれば矛盾しない。

フリード星滅亡時にデュークは15歳でマリアは9歳であった。二人の年齢がこの条件を満たすのは、1971/09/06から1971/10/05の間なので、フリード星の滅亡はこの期間に起きたと考えられる。

2より、甲児は1972/09/11の時点で15歳である。もし、甲児が1972/04/01においても15歳であれば、高校に入学することができる。これは、マジンガーZで甲児が東城学園高校の生徒であったことと矛盾しない。

グレンダイザー14話(1976/1/4放映)で、宇門博士がデュークに向かって、正月を迎えるのが初めてであると言っている。しかし、デュークは 1974/01/01にも1975/01/01にも日本に居た。単に元旦を迎えるという意味であれば、14話の宇門博士の台詞は意味をなさないことになる。この部分については、地球到着時にデュークが重傷を負っていたので、正月らしい正月を過ごすことができなかったと解釈するしかない。

ということで、公式がこんな適当なことを書いて海外のファンにまで混乱を引き起こすようでは困ります。当時の文芸資料の年齢と合った記述になおしていただきたいところです。