再版された……

|2010/3/16(火曜日)-02:57| カテゴリー: 創作, 雑記
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 だいぶ前から欲しかった「神話の法則」が再版されて、予約していたのが届いた。amazonじゃすごいプレミア価格というか、ぼったくり価格になってて手出しできなかったのよ。出版元を見たら去年の9月に再版予定になってて、でも出ないから何回か問い合わせたら、今年の2月には何とかなる、って返事が来て、やっと出たらしい。3月に入って順次発送されたみたい。
sinwa-no-housoku.jpg
 ストーリーテリングの基本原則を解説した本で、プロットを作るために知っておくべきことがまとめられている。ファンフィクを書き始めてから、物語の構造をどうやって設計しようかといったことを考えるようになったので、まあとにかく標準的な作法をきちんと学んでみようかと……。「物語の文法」でとりあげた本の仲間みたいなもんかな。
 これ以外には、ジョセフ・キャンベルの「千の顔をもつ英雄 上・下」も必読かも。こっちも、下巻品切れだったのでamazonマーケットプレイスでうまく購入。
 小説作法の本はいくつもあって、キャラをどう作るかとか、文章そのものをどう書くか(視点も含めて)という技術については説明があるけど、物語全体をどう構成するかといった話は、個別の作法とは多分別物。私の場合は最初に全体の構造が決まらないと何も書けない、まずはプロットありきなので、物語の基本パターンは押さえておかないと行き詰まりそうな……。だから、この本にはかなり期待してる。

 一昨日くらいから、宇門博士が呟くtwitterとか、南部博士が呟くtwitterとかを作ろうと思い立った。
 アカウントを取って投稿用ツールで書き込めるところまでテスト。台詞を全部集めるとやたら多いから、こんなの手作業で投稿していられない。それで、botを利用することにした。ここからbotのソースをダウンロードしてきてこのページの解説通りにOAuthの設定。テストデータを用意し、bot.phpのURLをブラウザから参照して投稿できていることと、ログインしてコマンドラインを叩いて投稿できていることを確認。
 あとはcronで定期的に実行すればいいわな、と思ってちょっと調べた。一定時間ごとに特定のurlを突いてくれるサービスがいくつかあるが、不安定だったり、利用者殺到でアクセスを断られたりと、いろいろ問題がありそう。せっかくレンタルサーバーを借りてるんだから、サーバー側のcron使えばいいんでね?と思って設定開始。bot.phpを定期的に実行するだけならどうってことない、と思っていたら嵌った。
 まず、直接bot.phpを叩くだけじゃダメなのを自分が忘れていた。
 会員ログインメニューの管理ツールのcronの設定で、

/full-path/bot.php

を指定したら動かない。確かにこれだとどのプログラムでphpを実行したらいいかわからんわな、拡張子で自動判別するほどシェルは賢くないんだろうし……。whitch phpしてみたら、/usr/local/bin/phpを見に行ってることがわかったので、

/usr/local/bin/php /full-path/bot.php

とやってみた。しかし、これをcronで実行すべき内容として設定してもダメだった。時間をおいてログインし、この通りにキー入力してやると、うまくいった場合には投稿内容の入ったhtmlソースがstdoutに表示されるはずが、プロムプトしか出ない。何回かキー入力してもダメで、なぜか、一度、bot.phpのあるディレクトリにcdすると動いたりする。その後、別ディレクトリに移って同じ内容をタイプしてもちゃんと動いたりする。シェルから直接実行だと、動いたり動かなかったりで、わけがわからない。しかしひょっとしたら、一度、bot.phpのあるディレクトリにcdすることが必要なのかな、と思わないでもなく……。
 それでは、と、autorun.shを次の内容で作り

#!/bin/sh
cd /full-path
/usr/local/bin/php /full-path/bot.php

chmod +xして、さくらサーバーの管理ツールのcronの設定でautorun.shへのフルパス指定をしてみた。でもやっぱり動かない。動いたり動かなかったりは、shを呼ばない場合と変わらない。
 ただ、URLを叩けば、どういうタイミングでキーボードを叩いても、確実に動いてくれるらしいことがわかった。そこで、まず、access.phpを

<? php
// リクエストを行うURLの指定

$url = “http://www.frontier-line.org/full-path/bot.php”;

$contents = @file_get_contents(“$url”);
echo $contents;
?>

のように書いておいて、autorun.shの方を、

#!/bin/sh
/usr/local/bin/php /full-path/access.php

と書いて、実行許可を与え、autorun.shへのfull pathを、さくらサーバーの管理ツールのcronの設定に入れてやると、やっと意図したように、一定時間ごとに呟きが自動で書き込まれるようになった。

 あとは、呟きのデータファイルを作り込むだけだが、ビデオチェックが必要なので、こっちも手間がかかる。まあ、ぼちぼちやるかな……。今のところ、設定は、データファイルの内容を一方的に呟くだけ。自動応答ぽいことや、人工無能ぽいこともできそうなんだけど、それはまた先の話。

 bot製作ツールがウェブベースで提供されてたりするみたいなんだけど、クライアントの名前が固定だったりする。名前固定ってのは、ブラウザからだとvia webになるし、投稿ツールのTweetieを使うとvia Tweeieとかなってるのと同じで、何か適当な名前が設定されてる。しかし、折角キャラのtwitterを用意するのだから、宇門博士だったら「via 宇宙科学研究所」と出てほしいし、南部博士だったら「via 三日月基地」とかにしてみたい。自前のbotを用意してクライアントにすると、名前を自由につけられるし、phpはこのレンタルサーバーで自由に動かせるから……と思ってたら、あんまり関係ないところで手間取った^^;)。

今日からちょっと

|2010/3/8(月曜日)-20:45| カテゴリー: 雑記
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 仕事で出かけてます。ネットは見れるけど、ペンタブ担いでいくわけにもいかなかったので、Reeさんとこの企画になにか協賛するとして、絵については来週以降になります……。

 以前に紹介したローソン×タツノコシリーズのミニフィギュアセットをオクで購入。今回はゴッドフェニックスとか火の鳥パーツも入手。他の諸君のフィギュアも、全部ではないがセットになっていた。
 南部博士が2体になったので、この、設定画バージョンの南部博士、ボックスフィギュアのと並んで机の上に飾ることに。しかし、設定画の情報がちゃんと伝わらなかったみたいで、眼鏡はツルありになってる……。

GATCHAMAN LA BATTAGLIA DEI PIANETI

|2010/3/4(木曜日)-23:04| カテゴリー: ガッチャマン, 蒐集
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 イタリア語版のBattle of the PlanetsのコンプリートDVDセットを入手。
 まず、米英では全85話が放映されたが、イタリアではそのうちの83話が放映された模様。ボーナスで、日本のガッチャマンの103話と105話のイタリア語完全吹き替え版が収録されている。
 諸君の名前はイタリア語版では日本のガッチャマンに合わせている。順番に
Ken l’Aquila
Joe il Condor
Pretty June il Cigno
Jinpei la Rondine
Ryu il Gufo
といった具合(米国版では、順に、Mark, Jason, Princess, Keyop, Tinyと全く違う名前になった)。
 南部博士はどうなのかと確認したら、米国版のAndersonのままだった。ジャケ絵裏の説明ではIl Dottor Anderson。但し劇中では、Dottorではなく、Comandante Andersonや、単にComandanteと呼ばれている。「アンダーソン博士」じゃなくて「アンダーソン司令官」と呼んでいるという感じか。諸君の名前を日本版ガッチャマンに合わせておいて、南部博士の名前を英語版のままにした理由がよく分からない。
  敵側の名前は米国版の通りで、カッツェがZoltar、ギャラクターはSpectraと呼ばれている。

 毎回のオープニングシーンは、英語のまま吹き替え無しで、音楽にのって5人の説明が流れている。オープニングでは5人は英語版の名前で紹介されるのに、吹き替えが始まるとガッチャマンの名前で出てくるという、よくわからないことになっている。
 さらに、ディスクの中のExstraに、登場人物の説明があるのだが、そちらでは、南部博士はDr. Kozaburo Nambuだし、レッドインパルスはKentaro Wasioとなっている。

 南部博士の名前まで日本語版準拠かどうかを確認するために「三日月珊瑚礁の最後」に対応する回とその前後回を見ていて気付いたのだけど、Battle of the Planetsでは、三日月基地が完全破壊された次の回で、例の海の中から三日月基地を見上げたバンクシーンが使われていて、7-Zark-7が指令を出している。1つ前の回では、ちゃんと珊瑚礁部分に潰されつつ、南部博士を救出して、気が付いた南部博士の指令で超バードミサイルを撃ち込んで木端微塵になるところまで見せているのに……。一体、三日月基地はいくつスペアがあることになっているのだ?
 三日月基地は、英米ではCenter Neptuneと呼ばれているが、イタリア語版ではCentro Spazialeつまり「宇宙センター」あるいは「宇宙本部」といった名前になっていた。
 もっとわからないのが、17話のGrazie Nambu。てっきり南部博士関連の回かと思ったら、「復讐!くじら作戦」の回。南部博士の名前はAndersonのままなので、じゃあNambuって一体誰?、と思って見ていたら、どうやら甚平が1頭だけ助けた例のくじらの名前らしい(笑)。イタリア語の聴き取りには全く自信が無いのだけど……。この回と、ボーナスの105話を見ると、日本の南部博士がクジラに向かってNambuと呼ぶシーンと、日本のアンダーソン長官が南部博士に向かってAndersonと呼びかけるシーンを見ることができて、もう何だかなあな気分になってくる。