こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。


このまま戦い続ければ、地球の家族や友人達が死ぬ結果になりかねない。団兵衛の話をきいて悟ったデュークは、グレンダイザーで軌道上のマザーバーンに向かった。

武器を持たずに一人で来たデュークを、ベガ星人たちは何かの罠ではないかと疑うが、アルケンはデュークをマザーバーンに乗船させた。ケオスはデュークを殺すチャンスだと言い、他のフリード星人達はデュークを忌み嫌っていた。デュークは、フリード星での戦いで一般市民を殺したが、これまで攻めてきたベガ星人達はみんな兵士ばかりで市民はいなかったので、知りようがなかったと説明した。アルケンは、自分達はベガ星が滅ぶはるか前に銀河を征服し移住先を探すために出発していたのだと言った。デュークは、ベガ獣とマザーバーンを捨て、平和的に地球に来るのであれば、グレンダイザーでベガ星人たちを守ると約束した。アルケンは、ベガ星の植物ルクシノシアをデュークに渡し、地球側の準備ができたらこれを植えるように言った。

研究所に戻ったデュークは、和平について伝えた。マリアは、親兄弟を殺したベガと平和条約などとんでもない、と怒って出て行ってしまう。ひかるは、移住するなら白樺牧場が空いているといい、甲児は、自分の会社を売れば受け入れにかかる費用が出せると言った。

日本は戒厳令下であったため、政府との交渉はオオタ将軍に一任された。オオタは、平和的に受け入れるということを軍も政府も受け入れないだろうと言った。それでも一度だけは平和的に地上に着陸することを認めると決めた。その保証として、軍にグレンダイザーを渡すことを要求、デュークが受け入れt交渉が成立した。

デュークは、ルクシノシアを植えた。花から空高く光が昇り、をれは、軌道上のマザーバーンからもはっきりと捕えることができた。

一方、そのとき、マザーバーンでは、アルケンの葬儀が行われていた。ケオスは、デュークフリードが立ち去る前にアルケンを暗殺したのだと演説する。しかし実際は、和平を受け入れたアルケンに対し、ケオスは裏切り者とののしった挙げ句、アルケンを殺し、自分自身も撃って、デュークと戦ったふりをしたのだった。そのことは、アルガイアの息子カシオールたちに見られていた。しかし、本当のことを言うと自分も家族もケオスに殺されると思ったカシオールは口をつぐんだ。ケオスは戦いに向けてベガ星兵士達を鼓舞するのだった。


この章のタイトルは”MÉTAMORPHOSE”で、直訳すると「変身」の意味。デュークが戦闘服に変身するときのフランス版でのかけ声である。日本では、「デューク・フリード!」のかけ声で変身するので、意味を合わせるなら、かけ声の通りに「デューク・フリード!」と訳すことになる。



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