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II-49話:燃えよ!コンドル

 ギャラクターを呼び寄せたのがラッフェル博士であることが視聴者に明かされる回。

チェックポイント

  • G1号とG2号の正体が総裁Xにバレる。
  • 変身前のジョーが襲われる。
  • 水上飛行機を借りて飛び発つが、発信器がつけられている。
  • ジョーはラッフェルのエネルギー補給所に向かうが、ラッフェルが居ない。後をつけてきたギャラクター兵士と戦闘になる。エネルギー補給所は爆破される。
  • 総裁X「わしとコンタクトをとり、この太陽系に地球という星があることを教えたのもラッフェルだ。わしが地球にやってきて、ベルクカッツェに命じてギャラクターを組織している間、ラッフェルはわしに献身的に尽くしてくれた」
  • ラッフェル博士からの通信でエリサ島に向かう忍者隊。
  • ラッフェルはジョーとともに隕石山に行くようにガッチャマンに伝え、ギャラクターの工作員に撃たれる。

今回の南部博士

  • 健「南部博士、このジョーのブレスレットは」
    南部「先ほど情報部から届けられたのだが……」
  • 南部「わからん。だがこの破損状態から考えると、相当の打撃を受けているだろう」
  • 南部「ともかく今の状態で忍者隊の一人が欠けるようなことがあってはならない。諸君は大至急ジョーの行方を探ってくれたまえ」

感想・考証・議論

 DVD-BOXの解説には、「遡ること数年前、地球外生命体とのコンタクトを図るため、宇宙へ交信していたDr.ラッフェル。彼の呼び掛けを受信し、地球という惑星の存在を知ったXは、何らかの目的のために地球を利用しようとやってくる。」とある。初代の戦いが終わって3年経った後、IIの戦いが始まっている(これは、企画書に明記されている)ことを考えると、数年前では時間が合わないんですよ。

 ドクターラッフェルの設定年齢は45歳(DVD-BOXの解説より)。IIの戦いが大体1年、初代とIIの間が3年とすると、初代の戦いが終わった時点でラッフェル博士は41歳。
 初代の戦いが開始した時で39歳、南部博士は設定通り48歳と考えるべきでしょう。
 南部博士がレッドインパルスに頼んでホントワールに潜入してもらったのが14年前で、その時ラッフェルは25歳、南部博士は34歳。この時既に、南部博士が、どうもホントワールが怪しいと感づく程度にギャラクターの組織が出来上がっていたのだから、総裁Xが地球に来たのはもっと前。
 映画版の冒頭で三十数年前とされているので、一番最近で30年前とすると、ドクターラッフェルは何と9歳の少年で、これが一番ドクターラッフェルが年長となるパターンである。ドクターどころかまだ小学生です>ラッフェル君。

 全ての元凶がラッフェル博士だといっても、他の設定まで併せると、小学生がコンタクトをとって異星人呼び寄せちゃったって話になっちゃいますから、責任を問える状態ではなさそうです。まあ、小学生でありながら総裁Xとコンタクトをとる時点で、一種の天才なんだろうし、末恐ろしいとも言えますが。科学者としてはある意味南部博士より強烈ですね。スタートが早いだけに。早熟の度合いでは南部博士を上回りそう。

 南部博士にとっては、小学生のくせにコンタクトを取って何も考えずに総裁Xを呼んじゃったラッフェル君のおかげで、親友の家庭を破壊することになるは、親友は失うは、手塩にかけて育てたジョーは一旦死んじゃうは、かと思うとジョーは当のラッフェル博士の手で勝手にサイボーグ&最終決戦兵器にされてるは……。南部博士自身も、研究を邪魔されるだけでは済まず、何度も命を狙われて、職場のISOは3度に渡って本部が壊滅。南部君本人も最後は射殺される。

 ドクターラッフェル(しかも推定小学生)のしたことが原因でここまで延々と酷い目に遭いまくる南部博士の人生や立場って一体……。前世によっぽど何か因縁でもあったのかとツッコミを入れたくもなりますわ。

 こう考えるとガッチャマン三部作って、身も蓋もないすさまじいオチが用意されていたような……。たかが小学生が出来心でやったコンタクトのせいで、地球が壊滅しかかるって話でしょ。まあ、SF(すごいフカシ話)としてはこれでいいのかも(爆)。