40話:激斗!魔のアニマル作戦
このタイトルだと、ギャラクターが動物を使って良からぬことを企てたように見えるのだが、実際には、動物たちはまず一方的に爆発の被害に遭い、その後、パンドラ博士と一緒にギャラクター基地に乗り込んで大暴れするという、タイトルから想像できるのとは逆の内容である。
チェックポイント
- パンドラが脳波解読装置を発明、動物と意思の疎通ができるようになる。アグリカの自然動物公園で子供達を呼んで実験中。
- 忍者隊は南部博士の護衛。
- 甚平が、紙袋を置いていった男に気付く。中に時限爆弾。
- 健「伏せてください」 南部博士とパンドラ博士を庇う。
- 公園のあちこちで爆発。
- 茂みに隠れた南部とパンドラが背後から狙われる。ジョーが気付いて羽根手裏剣で攻撃して防いだ。
- 動物たちも怪我をする。
- ラッフェルからの通信がジョーに直接届く。
 コンドルアタッカーで出かけるが、流砂に飲み込まれるジョー。
- ドクターラッフェルから通信。
- ジョーを探しに行く諸君。
- タイヤの跡をたどるジュンと甚平。
- 総裁X「地球上の各地点に設置したソーラーシフターのビームが、このメインビーム砲からの光線を中心に太陽へ向かうと考えると、わしは……」
- 試験照射を開始。
- 動物を公園に戻すパンドラ。
- 動物たちが人間の殺気を感じたので一緒に調べに行くパンドラ。
- ジュンと甚平も捕まる。
- 地下経由で動物と一緒に侵入するパンドラ。
 ゾウを先頭に基地に侵入、ジョー達の鎖を外す。
- ゲルサドラがメインビーム砲の自爆スイッチを入れて逃亡。
今回の南部博士
- 南部「パンドラ、君が発明した脳波解読装置は、なかなかの人気じゃないか」
- パンドラ「みんな、怪我をした動物たちを早くGタウンに運んで」
 ジョー「もう、手遅れですよ」
 パンドラ「いいからあたしの言う通りにしてちょうだい。動物たちのこんなみじめな姿を、いつまでも子供達の前にさらしておくわけにはいかないでしょう」
 南部「さあ諸君、パンドラの言う通りにしてやってくれたまえ」
- 南部「何、居ない?うーん、ジョーは何かを掴んだのかもしれない」
- 南部「ラッフェル博士」
 ラッフェル「南部博士、どうやらジョーが行方不明になった。アグリカのコンガル高原付近で」
 南部「え、それはどういうことですか」
 ラッフェル「総裁Xがこの地球上のどこかにある本部から、初めて前線基地に行動を開始しました。私はその情報をジョーに伝え、総裁Xを倒すのは今だと言ったのです」
 南部「そうでしたか」
- パンドラ「博士、また何かあったのですか」
 南部「ジョーが総裁Xを追って行方不明になった」
 パンドラ「ええっ、ジョーが」
感想・考証・議論
南部博士が相変わらず命狙われまくり。
|  | 動物公園に来ているパンドラ博士と南部博士。南部博士は、パンドラ博士の発明品を見たかったのでしょうかね。 パンドラ博士はちゃんと着替えているんだけど、南部博士は普段のスーツのまま。 | 
|  | 爆弾がそこかしこに仕掛けられていて、健がガードに向かう。 南部博士が両足広げて立ってて、ほぼ同じ位置にパンドラ博士が居る。身長差がはっきりわかるシーン。これまでは上半身だけとかで、立ち位置がわからないからどの程度の差かはっきりしなかった。やはり南部博士はかなり長身である。 | 
|  | パンドラ博士を庇いながら伏せる南部博士。さらにそれを庇う健。このあと、画面左側から爆風と爆炎が。 | 
|  | 茂みの中に避難したとたん、背後から狙われる南部博士。建物の屋根の上から見張っていたジョーが狙撃者を倒す。 | 
|  | 南部博士をかすめて飛ぶ弾丸。 | 
|  | 諸君が出て行ったのと入れ違いに、子ゾウを引き連れて入って来るパンドラ博士。傷ついた動物たちをGタウンに運べと指示していたし、傷ついた動物の中にはゾウの親も居たわけで……。でかいゾウがうろついても大丈夫なくらい、Gタウンは頑丈にできているということなんだろうか。 | 
|  | 今回のメインアイテム。動物の脳波を解読して動物の考えていることがわかる装置。 公園に動物たちを戻しに行ったら、動物たちが人間が居ないはずの場所で人間の殺気を感じたというので、パンドラ博士は動物たちと一緒にギャラクター基地に乗り込んで大暴れ。ゾウの母親はパンドラ博士を庇ってゲルサドラに殺されてしまう。 それにしてもヘッドギアが好きらしい>パンドラ博士。 | 
|  | 逃げ出した総裁Xを追いかけるニューゴッドフェニックス。初代のエンピツみたいな姿のままであった。 | 
