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4話:鉄獣メカデゴンに復しゅうだ

 「鉄獣メカデゴンに復讐だ」ただし健の趣味で。

チェックポイント

  • ギャラクターの目的は資源強奪。
  • 地中も見える赤外線カメラ
  • 健がほとんど無理矢理押させるという形で、バードミサイル初発射。
  • 健、南部の命令無視。
  • バードミサイルで一部壊れたメカデゴンにゴッドフェニックスが体当たりで破壊

今回の南部博士

  • 健「博士、健です。何か」
    南部「うむ。君も知っていると思うが、最近、ビアブラサンドラー諸国の地下資源が次々に謎のうちに消えている。そしてその度に、なぜか地震が発生しているらしい」
    健「その実体を調べろというんですね」
    南部「うん。おそらく裏でギャラクターが動いているにちがいない」
    健「わかりました。今度こそ本部を突き止めます」
  • 南部「健、何処へ行く」
    健「まずは、東洋地震研究所の所長に会って調査します」
  • 健「南部博士、これから始めます」
    南部「了解」
    健「こちら健、今のところ反応ありません」
    南部「健、いいか、もう少し山の方へ行ってくれ」
    健「ラジャー」
  • 健「しまった、故障だ!」
    南部「どうしたんだ!」本気で心配している南部君。なのに後であっさり健に無視される。
  • 南部「このムカデは、私の想像では、おそらく、史上最大のメカに違いない。世界の資源がこのムカデによってギャラクター本部に運ばれているのは、まず間違いがないだろう」
    健「やはりそうか」
    南部「健、地図を見てみよう」
  • 南部「ムカデが消えたのは、確か、このあたりだったな」
    健「はい」
    南部「そうすると、ギャラクターはこの地点から一番近い距離にある地下資源を狙っていると考えられる」
    健「あ、そういえば博士、この地点から200キロほど先に、科学研究所がありましたね」
    南部「その通りだ健。ギャラクターはおそらくその研究所の地下に保存されているイオンを狙っているに違いない。私は国連軍と機動部隊に緊急連絡をとる。君はすぐにでも科学忍者隊の諸君と現地へ飛んでくれ」
    健「はい。よーし、今度こそ逃がさないぞ」
    南部「あ、待ちたまえ。ジュンから話はきいている。くれぐれも言っておくが、科学忍者隊は人の心に動かされてはならん。その時はすでに忍者ではないということを覚えておきたまえ」
  • 健「こちらゴッドフェニックス。応答願います」(腕の通信機に)
    南部「南部だ。どうした健」
    健「敵に接近しました。バードミサイルを発射します」
    南部「あ、馬鹿な。それは非常の際に使うものだ。攻撃用ではない。君は科学忍者隊のリーダーだぞ。その君がみだりに規則を破ることは許さん。健、科学忍者隊の目的を忘れたのか。どこまでも追跡し……」
    (プチッ)健、通信を切る。
  • 南部「健」
    健「博士、わかっています。僕は彼女に科学忍者隊の正体を教え、命令に背いた上にバードミサイルを発射させました。僕は、科学忍者隊に失格した人間です。でも、僕の気持ちが、どうしてもそれをしなければおさまらなかったんです。正義に生きる、ガッチャマンとして。さようなら」
    南部「待ちたまえ、健。私が君を必要としているのではない。世界の平和を願う人々が君を必要としているんだ。いいか、そのことだけは忘れないでほしい」

感想・考証・議論

健「初めまして。大鷲の健です」
所長「所長の中原です。よろしく」
 いやだから、この名乗り方では、逆に怪しまれるだろうと……。

 そして、健ばっかり仕事をしている回。

01.png 相変わらず、どこだかわからない司令室に呼び出される健。
02.png 地図を同時に表示できる便利なディスプレイ。健が通ったところは線で表示される。
03.png ぷちっ!
わざわざ健の方から呼び出しておいて、南部博士の通信を途中で切る健。今回最大の見所はこれじゃないかな。南部君、いきなり健に命令無視されてます……。多分、通信機の向こうで「ばかものー!」と叫んでいたり、健をリーダーにして良かったのかと頭を抱えたりしたんでしょうが……。
それでも墓参りの後、健を引き留める南部博士(まだ始まって4回目だし)。

南部「このムカデは、私の想像では、おそらく、史上最大のメカに違いない。」
想像って、博士あんた……。推測とか何とかもうちょっと言い方は無かったのか。あと、史上最大というよりは史上最長じゃないかなぁ……。割と細身だし、パーツに分かれてたし。

 そして、健の、中原所長の娘に対する態度がひどい件。ゴッドフェニックスに乗せたあたりまではいいとしても、ミサイル発射ボタンを押すのをためらっているのに、頬をひっぱたいて腕を引っ張って無理矢理押させて「良かったねぇ、パパもきっと喜んでるよ……」。ここまでいくと小さな親切大きなお世話というか、ただの独善だというか。