Battle of the Planets Classic Issues

|2009/12/22(火曜日)-21:32| カテゴリー: ガッチャマン
| 6 個のコメント

 最初にアメリカでガッチャマンが放映された当時(1979-1980)に出ていたコミックス再録本を入手したので紹介。中は白黒。一応、北米版の本紹介コーナーにも情報を追加。内容は、既に紹介したカラー版のコミックスとも、もともとのガッチャマンともかなり違っている。後から作られたカラー版コミックスの方が、日本版の本編をきちんと踏まえて書かれている。

 まず、忍者隊諸君とゴッドフェニックスと火の鳥。

classic-01-01.png

 次が、諸君に指示を出す南部博士。この時から名前はANDERSONだった。赤親父と、日本版での長官が登場しそうな様子は全くない。
classic-01-02.png

 ベルクカッツェ。総裁Xもほとんど日本のものと同じに描かれている。
classic-01-03.png

 で、これがUS版の特徴である、指令を伝えるロボット7-ZARK-7。

classic-01-04.png

 メカ同士の戦いが主で、兵士と忍者隊のバトルは出てこない。当初、どれだけ違うものとして紹介されたかを知るには良い資料になるかもしれない。

ちょっと問題有りか?

|2009/12/21(月曜日)-21:41| カテゴリー: ガッチャマン
| コメントする

 ファンタスティックコレクションNo.2の白鳥のジュンについての記述で、

十三歳になった頃、南部博士の身の回りの世話をするという名目で甚平ともども孤児院から引き取られた。

とあるのだけど……。13歳の少女を「身の回りの世話をさせる」目的で引き取る設定年齢45歳(引き取った当時、放映開始時は3年後だから48歳)の独身の南部博士(男性)ってことだよな。今ならまず間違い無くロリコンの烙印を押され、小児性愛に走りそうな要注意人物とされ、ISOみたいなお堅い職場の地位も危うくなるんじゃないか。名目でもその設定はアブな過ぎるぞ、南部博士。

 しかしそう考えると、70年代はまだのどかだったんだなぁ……。まあでも、源氏物語あたりを見ると、光源氏なんか堂々と幼女以上少女未満あたりから愛でて育てる方針とってるしなぁ。

 Battle of the Planetsのコミックスを眺めているんだけど、Battle Bookってのが出てて、その演出が凝っててツボにはまったんで紹介する。
 まず、本編comicsのvol.1より。
n01-01.png

n01-02.png

 仕事で会議に出て説明している南部博士(ANDERSON)がまた妙に迫力ある上に有能そう。1枚目の最後のところで報告書渡を出しているんだけど、実は、Battle Bookは、このシーンにに登場する報告書仕立てだったのよ。
 Battle Bookのカラーの表紙をめくると、
battlebook-01.png

 いきなりトップシークレットの報告書の表紙が。南部君=ANDERSON編集の極秘報告書なんだぜ。
さらに中を見る。宛名や差出人の部分に注目。
battlebook-02.png

battlebook-03.png

battlebook-04.png

と続いて、次が南部=ANDERSON自身の役割を記載。
battlebook-05.png

 このあと、忍者隊メンバーの紹介、メカの紹介、武器や装備の紹介が報告書仕立てで解説される。ギャラクターの組織等についても記載した後、ガッチャマンのアートギャラリーが14ページほど掲載されている。
 で、記述の一人称が”I”なんだわ。つまり、全編南部君=ANDERSON視点で書かれた報告書風解説本なのよ。
 解説部分の最後のページに至っては、
battlebook-06.png

 ばっちり署名入り(あ、もちろん署名は印刷な)。最後の”With all sincerity for the survival of humankind.”(人類が生き延びられんことを、とでも訳すのかな)てのがグッときますねぇ……。

 科学忍者隊ガッチャマンのムック本を買ったら、南部博士がアンダーソン長官か国連事務総長あたりに提出する機密文書になってて、ギャラクターの脅威とその対策方法が延々と南部君の一人称で記述されてて、南部考三郎の署名捺印付きでした、という感じなわけよ。うーん、ファンフィクでやってみたくなるなぁ。南部博士なりきり技術&戦闘報告書。

 いやー、アメリカ人もやってくれるわ……。南部君ファンとしては、何かめちゃめちゃ嬉しい……。ホントに南部博士が居て、いろいろ活動しててくれたみたいで。

GOLDRAKE d/world正規版3,4

|2009/12/12(土曜日)-23:54| カテゴリー: グレンダイザー, 蒐集
| 1 個のコメント

 しばらくぶりにebay.itを調べていたら、UFO ROBOT GOLDRAKE SECONDA STAGIONE vol.3, vol.4が出ていたので即買い。購入は、以前からd/worldのDVDやマンガを買っていたショップlattitude42comicsさんのところから。
 イタリアでは、1つのケースに1枚のDVD収納という形で出ている。DVDは全12巻で、前半と後半に分けて、前半をprima serie、後半がseconda stagioneとして発売された。prima serieの6巻には、6枚分収納のケースが付録についた。その後、seconda stagioneの1と2が出て、ずっと間が開いていた。やっと続きが出たのはめでたいですね。この調子で最終巻まで出して欲しいところ。

 このシリーズでは、イタリア版の人物名と武器名が使われている音声と、日本版準拠の人物名と武器名が使われている音声の2種類が収録されている。ただし、新録なので、イタリア放映当時のテレビで流れた音声とは別物(放映当時のものを知りたければ、そもそも正規版が存在しないため、イタリア人ファンがアングラで作っているDVDをどっかから入手するしか方法がない。何てこったい、まったく……)。パッケージは越智カントクの絵で超絶キレイだし、録音も良くなっているので、イタリア事情を知りたいファンと、イタリア語をネイティブスピードで聞きたい人は、是非入手すべし!

 US版のBattle of the Planetsを集めているのだけど、南部君(CHIEF ANDERSON)と赤親父(CRONUS)がカッコ良すぎて……。画像クリックすると拡大表示されるはずなので、ぜひ大きくしてご覧いただきたく。

 まず、BLOOD RED SKYより。眼光鋭い感じで、えらく迫力があります。
bls-01.png

 次は、ベルクカッツェ(ZOLTER)に襲われて重傷を負った姿。日本版に加えて海外版まで合わせると、包帯属性まで追加されるという、何というおいしいキャラ……。
bls-02.png

 別の巻の冒頭部分。レッドインパルス隊員は増員されてて、上半身裸の覆面が赤親父です。何このマッチョな姿……。で、これがちゃんと白スーツを着ると右下のコマになる。
 健(MARK)もジョー(JASON)も迫力があるんだけど、それを上回ってオヤジキャラの存在感がすごいんですが(汗)。真ん中のコマで健が多少迫力的になったくらいじゃ追いつきません。
dam-01.png

 南部君と赤親父のツーショット。
dam-02.png

 メカやガジェットも今風に描き込まれててGOODです。この方向に突き抜けた、オリジナルエピソードが出て来るなら歓迎です。というか、このノリでOVAガッチャマンを作って欲しかった。あの、何とも言えない風体の南部博士よりは、こっちの方がよっぽどいいよなぁ。

 あ、参考までに宇門博士は、イタリア版コミックスのACTARUSの中で、遺跡調査に行って落盤に巻き込まれて担架で運ばれて両足ギプスってのをやってくれてます^^;)。

 Reeさんのところがチャット設置して楽しそうだからウチでもやろうかと思って、CGI探したんだけどinternal server errorで動かず。PHPのはなかなか良いのがなくて……。やっと1つ探して入れたんだけどやっぱりエラー。で、PHP置いてるディレクトリのパーミッションが777だとダメで755でないとエラーになるとわかった。脱力……。やりたいことをやるには、もうちょっとソース読んであちこち書き換えたりしないといけないので、週末にでも時間がとれたらやってみよう……。

 別の候補も調べようと思って、TeaChatってソフトを拾ってきて、perlの文法チェッカを突っ込んででエラーをチェック。エラーがでたdecorate.plのファイルロック部分を

# lock(2) if($lock_check);

open(DB,”>$decorate_file”) || error(11);
flock(DB, 2);
print DB @array;
close(DB);

# rmdir($lockfile) if($lock_check);

と、

# lock(2) if($lock_check);

open(CTZ,”>$ctz_file”) or &error(7);
flock(CTZ, 2);
print CTZ @cline;
close(CTZ);

# rmdir($lockfile) if($lock_check);

のように修正したら動くようになった。ただ、一旦退出して最入室するとフレームが乱れるのでどうしたものかと。でも、こっちを使うかなぁ。

 ヤフオクでポピーの「光子力研究所セット」が出品されていたけど、さすがに5万円はちょっと出せないから写真だけ貰ってきた。
 箱はこんな感じ。
kousiryoku-01.png

kousiryoku-02.png

 で、見ているうちにのけぞったのが箱正面のコピー。

きみも光子力研究所の博士になろう!

 おいおいちょっと待て、ターゲットは当時のガキどもだろ?普通は「マジンガーZかっこいい」がファンとしての王道で、キャラにいくとしても「兜甲児になりたい」「甲児君にあこがれる」視聴者が大多数じゃないの。光子力研究所の博士って、弓弦之助教授&せわし・もりもり・のっそり博士sだけど、あれになりたいと思うガキがそんなに居るとは思えない、というか居たら逆に怖いわ!
 この箱のコピーって、購買意欲をそそるかどうか、何だか微妙だよなぁ……。ターゲットの設定、どう考えてたんだろ。弓教授のファンって、居るとは思うけど多数派じゃないよな……。光子力研究所、バリアはあったけどしょっちゅう破られた上に建物大破してたし。あそこで博士やりたいか、それとも甲児君みたいに操縦者やりたいかって訊かれたら、操縦者って言う子供の方が多いんじゃないかなぁ、当時の視聴者なら。
 むしろ「ドクターヘルをやっつけろ!」とか書いてあった方がまだ一般ウケしそうな気が。

#私は博士キャラ大好きで、大人になってGeekの道をひた走ってるんだけどさ……。

南部博士のミニフィギュア

|2009/12/7(月曜日)-23:05| カテゴリー: ガッチャマン, 蒐集
| 2 個のコメント

 設定画の通りに立体化された南部博士のミニフィギュアを手に入れたので紹介。
まず正面。
nambu-mini-01.png

 次に左から見たもの。
nambu-mini-02.png

 右から見るとこんな感じ
nambu-mini-03.png

 後ろ姿。
nambu-mini-04.png

 顔の感じがわかるように斜め上から見下ろしてみた。
nambu-mini-05.png

 この間手に入れたボックスフィギュアの南部君とツーショット。大きさの違いは大体わかるかと。
nambu-mini-06.png

 撮影背景に置いている方眼紙は1マス5mmです。また、南部君が乗っている台は、タツノコつながりで、ヤッターマンの「ポチッとな」ボタンのオモチャです。
 こういうのを見てしまうと、何とかしてアクションフィギュアで1/6南部君を作りたい、というか自分じゃ無理なのでどこかの原型師さんにオーダーしてでも作ってもらえないかと、真剣に考えるRHです……。顔だけのオーダーで素体はGIジョー互換ボディで何とかならないものだろうか。