ぷちっ……(汗)(初代 65話)

|2010/5/30(日曜日)-23:21| カテゴリー: 初代
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 65話「合成鉄獣スーパーベム」より。
 盗まれた脳を、ギャラクターなら生き返らせることができる、と、諸君に説明している南部博士。すると、背後のモニター脇のランプが点滅して呼び出し音が。

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ん?

と振り向いた南部博士、通信装置のスイッチを入れます。

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 画面に現れたのは、アンダーソン長官。

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 こんな会話が交わされます。

アンダーソン「南部博士、今度開かれる国際科学技術庁の発表会に、亡くなられたヤマシナ博士が作ったと言われている幻のロボットが展示されることが決まった」
南部「え、本当ですか……長官、どうも悪い予感がしますが」
アンダーソン「うん。亡くなってちょうど十周忌にあたるので企画されたのじゃ。ついては、脳を盗まれるという事件が起きたばかりじゃ。科学忍者隊の諸君に警備にあたってもらいたいんじゃ」
南部「承知しました」
アンダーソン「頼んだよ、南部博士」

 この後、南部博士は、通信装置の電源をさっさとぷちっ……。普通は長官が切るまで待つのが礼儀だと思うんですが、せっかちなのか何なのか、博士はそんなことおかまいなしでした。本編を見ればわかりますが、長官の台詞が終わってからスイッチを切るまでの時間がとても短いんですよ。何かもうこれ以上長官に余計なことを言われる前に切りました、って雰囲気がひしひしと。諸君と打ち合わせの最中に割り込まれて、実は機嫌が悪かったとか?

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 その後、何事も無かったように諸君の方を向いて厳かに指令。

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いいか諸君。聞いての通りだ。しっかり見張ってくれたまえ。出動!

 よくよく考えると通信装置の仕様があんまりな件。アンダーソン長官はさすがにトップだから南部博士に呼び出しをかけられるけど、南部博士が装置のスイッチを入れないと画面に出てこれないんですね。で、通信が終わったら、南部博士の側からさっさと切ってしまう、と……。
 南部博士は、忍者隊のゴッドフェニックスの通信装置に呼ばれても居ないのに一方的に出現できるのと比べたら、この基地の通信装置の仕様って一体……。長官の命令はきっちり実行する一方で、微妙に態度がでかい南部博士に見えます(これがIIになるともっとすごい態度で、それは既に書いたのですがそのうちこっちに再録する予定です)。

 この回、南部博士は、諸君に見張りを命じただけではなく、自分も展示会場にやってきます。
 ヤマシナ博士のロボットを見つめてこんな表情してます。

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これはすばらしい……。

いや、これは」植え付けられる首の作用によって、どんな目的にでも変化するという万能ロボットだ。

実際に見るのは初めてだが、やはり噂の通り、ロボットとしては最高だ

 台詞の方もロボットを絶賛中です。

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 長官を相手にした時は用が済んだらさっさと通信機を切ってしまう冷淡な態度をとるくせに、ロボットや未確認生物が相手だとわざわざ出てきて目の色を変えて熱中する南部博士、性格も趣味もわかりやすすぎます。



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