奇想奇抜 永井豪の40年

|2007/12/29(土曜日)-23:24| カテゴリー: マジンガー系
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 池袋のサンシャインシティーで開催された「奇想奇抜 永井豪の40年」に行った。
 原画が大量に展示されていて、印刷ではなかなかわからないペンの描き込みが凄いことがわかった。線の一本一本が、全く違う。才能というのはこういうものなのだと否応なく見せつけてくれる迫力があった。豪先生に似た絵をかくファンの人はたくさんいるけど、御大はもうとにかく全く別次元の存在である。こういうのは、本物を見ないとわからない。
 改めて言うのも変な話だが、本当に絵の才能のある人なのだと実感。本当に描ける人が勢いのある表現のためにわざとにバランスを崩して描いているのと、下手でバランスが崩れている、あるいは最初から崩した最終形態を模写したものとは、当然のことながら全く違うわけで……。
 年代が後になるほど大コマを多用した表現が出てくるところも興味深かった。カラーの絵の色の使い方も独特だし、こんなに奥行きのある絵だったんだと感激。印刷するとどうしても小さくなる上、何となく薄っぺらくなってしまう。
 大量の原画の本物を見る機会があって、本当に幸せだった。

 会場で売ってる永井豪選集は、通販でも買える。荷物が重くなるのでその場では買わなかったが、まとめて読むには買った方がよい。

 会場限定発売のエネルガーZ(超合金)、リボルテックのブラックマジンカイザー、描き下ろしポスターのタペストリーやコースターなどを購入。本やDVDは他でも買えるので、荷物が増えるから今回は見送った。



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