家露さんのところで、「博士の肖像」を見て、私も渋くてかっこいい南部博士を描きたいと思ったんですよ。でも、画力的に無理でした。もうちょっとソフトになれると、塗り方とか変えられてそれっぽくなるんでしょうけど。
 一応ジゴキラー祭りがまだ開催中なんで、ジゴネタも入れてみました。
 南部博士……じゃなくて長官の方のつもりです。結局、家露さんのとは似ても似つかない南部博士になりました。

 フライトスーツ姿です。ハーネスがくっついてるパーツが青、空気で圧迫する対Gスーツの部分が緑です。
 左肩のラベル、所属のISOのロゴをバックに、”Director General”と入れてみました。
 本編では国連軍仕様の地味〜なスーツだったんですが、一応南部博士のスーツのカラーで塗ってみました。ISOが軍と同じというのも何だかなあ、だったので。
 左腕の通信機、Fの「南部長官の最期」の設定準拠です。
 そして、お約束(?)のジゴキラーペイントのヘルメット(笑)。ISOのロゴの上に”for the survival of humankind”とキャッチコピーを重ねてみました。
pilot.png

 でも、一番謎なのは、「崩壊!ガッチャマン基地」で、戦闘機の後部座席で操縦桿を握ってエゴボスラーのメカに向かって飛び込んだ時はフライトスーツ姿だったのに、その次のシーンから始まる「南部長官の最期」で取っ捕まって吊されている時には普段のスーツにネクタイ姿だったということだったり。座席の後ろにスーツケース積んでたんですかね。ガッチャマン基地は壊滅、迎撃は間に合わず、長官自ら空軍に混じって指揮を執ってなお劣勢って状況ですよ。いくら、上衣のボタンに薬仕込んでるからって、スクランブルで上がらざるを得ない状況で、しっかり着替え一式を持って行くって、一体どんだけオシャレなんだよ>南部君。

 描いてみた感じは、パーツ数が多いので塗るのが面倒でした。普段のスーツにネクタイの方が圧倒的に楽ですねぇ。

 そうそう、時々フィクで宇門博士とかに耐Gスーツ着せてるけど、この絵みたいなものを想定してます。



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このエントリーは 2010/4/8(木曜日)-23:28 に、カテゴリー ガッチャマン, 創作に投稿されました。 RSS 2.0 feedを用いて応答を追跡できます。 You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

8 個のコメントがあります


  1. あたる on 2010/04/09 13:19

    家露さんの博士とは、また違っていい感じですよー!(二人とも《愛》があるから、輪をかけてカッコ良く描けるんだ)
    裕川さんの博士たちは、行動的ですね。チョコの時も自分で乗り込んで行っちゃうし。(バレンタインのお話も、初めはギャグだと思っていました…。「最後でオチるのか?」と思いつつ読んでました(--;)律儀に誤りに来なくても(^^;)いや、そういうとこキチッとした人だからなあ)
    メットの「ISO」とジゴ模様、「フォア サバイバル…」の文字がシャレてますね!
    宇門博士とパイロットスーツ姿で2ショットとかもGOOD!

    なれないソフトは大変ですね。
    私もSAIでやってはみるんですが…最終的にはコラージュをフォトショップでやるので、どうしても慣れてる方に傾いてしまうです。

    ノートの「早速…」のリンク貼ってあるとこ、今日見ても真っ白でした…。
    何かソフトの不具合なんでしょうか?(泣)

  2. 裕川涼 on 2010/04/09 18:18

    あたるさん、

     やっぱり、宇門博士や南部博士メインの話を書こうとすると、行動的になってもらわないと話が進まない、というのがあったり。そうなると、ほとんど出歩かない宇門博士よりも、あちこち現場に出かけて調査したり、基地と別荘とISO本部に出没したりする南部博士の方が書きやすいんですよねぇ。

     南部博士は……律儀そうな性格だなあと思ってああいう結末に。

     ジゴキラー模様のヘルメット、楽しんでいただけて何よりです。でもやっぱり、塗装部分の字は小さくなっちゃいますよねぇ。本当はこのヘルメットの方を書きたかったんじゃないかという(汗)。

     私はMacなので、Painter11とPhotoshop併用ですが、Photoshopはほとんど使えてない上、Painterにもまだ慣れてないので、うまくいきません。自分の個性にあったブラシを作れるようになるといいんですが、なかなか……。

     そうそう、ノートの内容、直接見れるようにしてみました。1つ前のノートの記事の下の方を見て下さい。pdfへのリンクを並べてあります。なぜあたるさんのところで見えないのか謎ですぅ。文字コードUTF-8のごくごく普通のhtmlファイルで、変なことは何もしていないのに……。

  3. Ree on 2010/04/10 00:58

    う~ん
    このイメージは裕川さんだけしか思い浮かばないででしょうね。
    愛が溢れてますよ。
    南部君がこんな風に行動的になるのをあまり思い浮かばなくて・・・
    どちらかというと有能な指揮官、と言うイメージで外には出ない印象が強いんです。
    愛があるからこそ、細部にまで行動を把握してるんでしょうねぇ。

  4. 家露伊江子 on 2010/04/10 02:15

    ちょっと待って下さい!
    まだイラスト始められて少ししか経ってないのに何ですか…この南部博士、かっこ良すぎる…。
    ジェラってしまうくらい小物が効果的だな。

  5. 裕川涼 on 2010/04/10 02:19

    Reeさん、

     まあ、私を南部君萌えに引きずり込んだのはReeさんですからそこんとこお忘れ無く。

     でも、Fまで見れば、私のイメージで納得してもらえると思いますよ。戦闘的な南部君のイメージって、Fからなんですよ。

     初代では確かに、割と物静かで有能な指揮官のイメージが強いです。まあ、調査に出かけたり、対策のためにISO関連の施設に出向いたりということはしてましたが、学者の仕事の範囲でしょう。たまに強引なこともするけど、アンダーソン長官をちゃんと立ててはいました。
     それが、IIになると、地震を止める方法を探して自らコンドルアタッカーで地中に潜った挙げ句、いきなり砂の中から出現して諸君を驚かしたりします。アンダーソン長官に対しても、ほとんど対等に振る舞ったりしてます。
     Fになると、操られたとはいえスーツの下に拳銃2丁で、数メートルの梁の上に飛び乗ったりして、南部君相手に本気出せないとはえ、あのケンの肩をかすらせるくらいの射撃をやってくれました。甚平とも正面から撃ち合ってるし。スナップショットでジョーの肩に命中させてみたり。変装して宇宙物理学者に会いに行ったりもしてました。ケンの治療法をもらいに行った先では、アサルトライフルを構えてギャラクターの兵士相手に銃撃戦したり手榴弾で吹っ飛ばしたりと派手にやってくれます。基地壊滅の時には、自分で防衛戦指揮をとる、と、パイロットスーツにヘルメット姿で復座の戦闘機の後ろの席に乗り込み戦闘機隊に混じって飛び、敗北確定となったら、パイロットを脱出させ自分で操縦桿を握ってエゴボスラーの鉄獣メカに飛び込んでいく。捕まって自白剤で拷問されても、逆にエゴボスラーに自白剤を飲ませて反撃、さらに、ギャラクター兵士が捕らえに来たらコンピューターを引き倒して、またまたアサルトライフルで銃撃戦。その後エゴボスラーに射殺されちゃいますが……。Fの南部君って、完全に、自ら銃を取って戦う最高司令官のイメージなんですよ。その代わり、科学者・技術者としては精彩を欠いてますが。

     はっきり言ってしまえば、初代では強引だけど最前線にはあまり出ない指揮官だったのが、IIあたりからだんだんやんちゃなことを始めて、Fで完全にはっちゃけたと(笑)。普通は地位が上がると現場には来なくなるのに、むしろ逆だという、希有なキャラクターです>南部君。

     だから、初代だけ見ていると、行動的な南部君のイメージは絶対に出てこないんじゃないですかね。私も、初代だけ見ていたころは南部君について特にひっかかるところは無かったんだけど、Fの南部君見て見事に転んで萌えまくりになったわけで。

     ケンとジョーの位置づけが初代とIIとFでいろいろ変わってるというのはあちこちで指摘されてるけれど、実は南部君も相当変わってきてると思いますよ。

  6. 裕川涼 on 2010/04/10 03:12

    家露さん、

     かっこ良いですか……家露さんにそう言っていただけると元気が出てきます。何せ、初イラストが事もあろうに腰タオルでしたから(汗)。ってか、「腰タオル+白衣」に比べれば、何を着せてもかっこ良いかもしれん。(-_-#)

     小物って、背景の危険物標識ですか、それともジゴヘルメットの方でしょうか(爆)。

     それはともかく、自分で描いてみたら、家露さんと私の「博士」に対するイメージの違いがえらく出たなあ、とは思いました。それが面白いなあ、と。

     高級家具と調度品に囲まれた静かな部屋で、ブランド品の文具片手に、何やら難しい本を広げたりノートに書いたりして思索の真っ最中、ってのが、家露さんの「博士」に対するイメージなんですよね、多分。貴族っぽい、みたいな。特に南部博士って金持ちらしいし。
     私のイメージだと、「博士」の居場所なんて、放射線だ核燃料物質だバイオハザードだと、警告メッセージを山ほど出さないといけないようなヤバいものがいっぱいあるところだ、って感じなので。で、出撃前の航空関連施設のどこか、というイメージで、危険物標識を貼り付けてみました。

     肩のネームラベルとジゴヘルメットは愛嬌です。ってか、専用ヘルメットの塗装がジゴって、あんたどんだけジゴキラーが好きなんだーっ!と、ツッコミいれつつ描いてました。

     このヘルメットをかぶってる姿もいいかも……南部博士の頭がジゴキラー(爆)。いいのかそんな南部博士で。

  7. 家露伊江子 on 2010/04/11 20:49

    裕川さん
    仰る通り、私の南部博士イメージは貴族です(笑)
    自分に自信を持ってて、けっこう自分のハイレベルな思考と知識に他人が付いて来れないのを忘れがちなため、自分ではそのつもりがないのに自己中視される、孤高な天才貴族。
    ガッチャマンを全部見たら、それもまた変わるのかも知れないけど~。

    危険物標識は博士を暗示し、ジゴメットもまた博士の嗜好を表現している、無駄のない、しかも的確な小物&背景使いに私は感服してます。
    映画のワンシーンみたい!

  8. 裕川涼 on 2010/04/12 00:52

    家露さん

     やっぱり、あの絵を見たら貴族だって思いますよ〜。調度品とか、ビロード張りみたいな椅子とか、豪華な額縁(但しジゴ絵)とか。

     多分、Fを見ると印象がかなり変わると思いますよ。

    >映画のワンシーンみたい!

     ありがとうございます。スクランブルでこれから出撃、というイメージで描きました。Fでは、パイロットスーツで復座の後部座席に乗り込んで、戦闘機隊の指揮をとるシーンがあるんですよ。

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