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オフィシャル?ノート製作プロジェクト

研究所仕様のルーズリーフ

 コーネル大学のThe Note-Taking System のフォーマット生成ツールがあったので使ってみた。せっかくだから、マジンガーワールドに登場する研究所のオフィシャル用紙、という設定で、横掛のものと方眼のものを作った。pdfファイルで裏表両面が入っている。普通に作るとA4サイズなので、IllustratorでB5に変えてみた。

 パラメータ指定は、A4横掛:4行/in.、A4方眼:5行/in。B5用は、縮小するので、横掛:3.5行/in., 方眼:4行/in.で作る。このあと、用紙サイズをB5、全オブジェクトを81%に縮小して配置し5mm下げる。横描の線は0.75pt、方眼の線は0.5ptに設定する。

 それぞれのファイルへのリンクを以下に示す。全部pdfファイルなので、ブラウザで表示されない場合は右クリック(win)又はctrlクリック(mac)で、手元のパソコンにダウンロードしてから見て欲しい。 キャッチコピーは……適当に考えた。もっといいのがあったら提案してほしい。 Minervaは、「ミネルヴァの梟は夕闇を待って飛び立つ」のドイツ語原文を入れたもの。研究所名の表示位置が若干上端に寄っている。

 色指定のない物はグレーなので、カラープリンタを使う時はグレースケールの色指定をするときれに仕上がる。いずれもB5版で、 Adobe Acrobatで用紙サイズをB5にして、用紙サイズに合わせるオプションと中央配置オプションを指定せずに両面印刷すると良い。

  ガッチャマンのISOのルーズリーフも作ってみた。用紙全体はA4サイズなので、印刷時に用紙サイズとしてB5サイズを指定して、オブジェクトの拡大縮小はせずに印刷すると、周囲の余白がカットされてちょうど良くなるようになっている。
 作り方は、生成ツールで作った後、(1)ロゴ部分をグループ化、(2)ロゴは塗りのみ、(3)ロゴ、罫線ともカラーはCYMKでCのみ40%に、(4)表のロゴは左右方向に30px、上に20px移動、裏のロゴは左右方向に-30px、上に20px移動。(5)罫線は塗りと枠線両方で、横罫線は0.75pt、方眼罫線は0.5ptにする。全部変更したら、全オブジェクトを選択し、81%に縮小。
 キャッチコピーの"For the Survival of Humankind"は、USA版Battle of the Planetsの"Battle Book"の最後のフレーズ"With all sincerity for the survival of humankind. ISO Chief of Security, Anderson"から(Andersonは、南部博士のBattle of the Planetsでの呼び名)。

ノートの例を次に示す。 イタリア語版の宇宙科学研究所(Centro Spaziale)に裕川が居る、という設定の場合はこんな具合だ。

note

 横掛のところに、授業や会議の内容を書き込む。左側には、授業や会議の終了後に重要なキーワードや疑問点などを書き出す。下の部分は復習するときに要約を書き込む。

 まあ、研究所ならコーネル大学方式でノートの整理をしてたっておかしくないから、これは一種の「研究所職員なりきりグッズ」でもある(笑)。もちろん、実用性もあるし、職場で使っても違和感はないハズ(但し趣味がバレる危険はあるが)。

 製作方法は、白紙のルーズリーフ用紙を買ってきてこのpdfファイルを両面印刷するだけである。上質紙よりはノートに適した紙だし、穴空けの手間もいらない。インクが滲むと見苦しくなるので、レーザープリンタの利用をお薦めする。