Reeさんのところで、「これは先に 涼さんに南部君で温泉掘って貰いましょ。」発言が出たのでそれを受けて。

●phase-1 ISO本部・会議室
 アンダーソン長官を始め、評議会のメンバーが会議室の円卓を囲んでいた。アンダーソンの隣、普段なら南部博士が居るはずの席は空いていた。
 ISOでは、某山中で偶然、天然の露天風呂が発見されたことをきっかけにして、付近一帯の地質調査を行い、マントル計画の一環として大規模な地熱発電所を建設した。春先にこの地が選ばれ、工事が終わったのは冬にさしかかろうしていた頃だった。現在では、数人の監視要員が常駐して運用されていた。ISOのこの手の施設は、近くに工場や都市の建設を伴うことが多かった。しかし、今回は、人の手の入っていない貴重な自然環境が周囲にあったので、電力は地中の送電線を通して少々離れた都市部と工業団地に送り、発電所周辺には、天然の露天風呂をうまく利用して保養施設を作ることが提案された。発電所建設の指揮を執った南部は、その後の運転状況の調査と保養所建設の下見のために、現地に向かったのだった。
「例の保養施設の件だが、最初に見つかった天然の露天風呂の利用は無理だろうというのが南部博士の意見だ」
 アンダーソンは円卓を見回した。
「理由を知りたい」
 出席者の一人が発言した。
「順を追って説明する。まず、これが、昨日までに南部博士が送ってきた映像だ。冬山登山の装備一式を担いで発電所の裏山を登った時のものだ。カメラは頭の部分に取り付けたそうだから、南部博士が見ている光景そのものということになる」
 アンダーソンはビデオ再生のスイッチを押した。
 所々雪の積もった山道が画面に出た。
——積雪量は大したことはないが、気温が低い。日中でも氷点下20℃だ。
 南部が説明する声がスピーカーかから聞こえた。
 流れ落ちる滝と川は完全に凍り付いていた。
——見ての通り、冬の間、この近辺に液体の水は存在しない。まあ、道路や建物を整備してしまえば、この程度の気温はどうということは無いのだが。
 映像は、南部が見たものをそのまま送り続けていた。鳥や小動物、植物の様子を丁寧に追っていた。
「時間がかかっているのは、付近の調査をしながら進んでいるからだ。昨日までは調査にかかりきりだったらしい。今なら現地の南部博士を呼び出せる」
 アンダーソンはビデオを止め、通信機のスイッチを入れた。切り替えで映像が乱れた後、南部の姿が現れた。どうやら、カメラを外してどこかに固定したらしい。
「南部君、聞こえるか?」
——こちら南部、感度良好。ノーネクタイで失礼する。
 南部は、露天風呂に浸かっていた。見えているのは胸から上だけだが、ノーネクタイどころか、何も着ていない。
「問題を説明してくれ」
——私の格好を見た方が早い。
 南部はリモコンを操作した。南部の肩にも髪にも、白色と茶色の混じったペースト状のものがくっついているのが、モニターに映った。
——ここには周辺の山から鳥が集まっている。30分ほど浸かっていたが、止まり木代わりにされてこの有様だ。これまで人が入っていなかった分、鳥の方にも警戒心は殆ど無いようだ。
 言い終わらないうちに、南部の眼鏡と顔に鳥のフンが命中した。右側のレンズは白っぽい粘液に覆われ、頬や口ひげにもべっとりと茶色い液体がくっついた。南部は、眼鏡を外して顔を洗った。会議室に集まった委員達から笑い声が上がった。
——失礼。
 眼鏡を掛けなおした南部は正面を向いた。
——冬場はこの一帯は氷に閉ざされて、水があるのはここだけだ。越冬する鳥たちは、ここで水を飲む以外に生き延びる術はないのだ。これまでの調査は厳冬期ではなかったから、このことがわからなかったのだ。
 南部の目の前に鳥が飛び込んできて、派手に水浴びし、南部の眼鏡に飛沫を散らして飛び去った。南部は再びカメラのリモコンを操作した。自然にできた露天風呂の周囲に、大小様々な鳥が密集していた。
——バードウォッチングもできる温泉として使えないか考えたが、いかんせん、鳥の数が多すぎる。かといって、ここを囲って鳥を追い出したら、このあたりで越冬している鳥は全滅してしまうだろう。そこで、ここはそのままにしておいて、新たに保養施設を発電所の隣に作る計画に変更すべきだと考える。図面はもう送ってあるので承認してもらいたい。私も早々にここを立ち去ることにする。
 通信が切れた。
 アンダーソンは、南部が電送してきた保養施設の図を回覧した。
「南部博士の案は、ごく普通の温泉付きの保養施設だ。立地も発電所の近くだから、追加の道路工事等はほとんど必要ない。簡単な研究施設を地下に作ることになっているが、まあかまわんだろう」
 お堅いISOの評議会の席に現れた南部の姿は、インパクトがありすぎた。天才科学者で戦略家の名を欲しいままにし、アンダーソンに次ぐ実力者が、湯に浸かったまま鳥のフンまみれで登場するなど、誰にとっても予想外だったのだ。
「研究って、一体何の研究です?」
「さあ、わからんな。ただ、温泉の研究をしている大学もあちこちにあるからなぁ。何かとやることはあるのだろう」
 おずおずと質問した右隣の委員に向かって、アンダーソンは答えた。

●phase-2 ISO・保養施設
 三ヶ月の突貫工事の末、温泉付きの保養施設は完成した。これまでにISOが併設した温泉には通し番号がついており、今回完成したものは「第256マントル温泉」であった。工事を請け負ったのも、完成後の運用を請け負ったのも南部の関係した企業であったため、現場では「南部温泉」と呼ばれていた。
 普段なら内々で簡単に開所式を済ませるはずだったが、今回はISO関係者や関連企業の人達が招待されていた。南部も、ISO本部でのセキュリティー兼秘書3人と忍者隊の両方を引き連れて、出向く羽目になっていた。
「しかし、こんな人里離れた保養施設で開所式をやって外部の人まで呼ぶなんて、ISOにしては珍しいな」
 健は、控え室として割り当てられた会議室を見渡した。保養所としても、ISOや企業の研修施設としても使えるように設計された建物には、普通のホテルのシングル・ツインルームのような形の宿泊のための部屋、セミナーができる会議室や、気分転換に軽く運動するための小さな体育館、簡単な立食パーティーが可能なレストラン等があった。
「実は、温泉の番号を見た時に、南部博士が、”キリのいい番号だからお祝いでもしたらどうかね、あっはっは……”、とおっしゃったんですよ。南部博士はつい言ってみただけだったらしいんですが、何せ、長官に次ぐ実力者の言葉ですから、実行しなければいけないと思った人達が居たらしく……」
 南部付きのセキュリティの一人が答えた。
「キリ番なら、100とか200とかじゃないんですか」
「それが、コンピューターで使う2進数8ビットのキリ番だそうで」
「そんな、コンピューター技術者にしか通じないようなキリ番でお祝いしなくたって……」
 ドアが空いて、南部が入ってきた。手にはパンフレットの束を抱えている。南部の後に、レッドインパルスの三人が従った。
「これで全員揃ったようだな。一部ずつ取りたまえ」
 全員がパンフレットを手にしたのを見て、南部は続けた。
「この施設の案内図と、周辺の地図だ」
「大きな露天風呂ですね、博士」
 ジョーはパンフレットの見開き写真を見ていた。
「冬場は半透明なドームで覆って使うことができ、最初に発見された天然の露天風呂の周囲の映像をリアルタイムで投影することも可能だ。本当なら向こうを主な設備にするはずが、できなかったので、こちらで人工的に再現してみたのだ。鳥たちを驚かさずに、湯に浸かりながらバードウォッチングが楽しめる」
「素敵だわ……」
「ジュン、後から存分に見ておくといい」
「で、博士、俺達はこれからどうするんですか?」
「君たちの任務だが、招待客と一緒にこの施設を使い、問題点があったら報告すること、及び、招待客たちの忌憚のない意見や評判をそれとなく聞き取って報告すること。私が出て行ったり、ISOが主催してアンケートを実施したのでは、正直な意見が集まるとも思えんからな」
「博士、我々は博士とご一緒します」
「それには及ばん。君たちの任務も彼らと同様だ」
 セキュリティの3人組に向かってそれだけ言うと、南部は足早に会議室を出て行った。

 再び、南部以外の全員が会議室に集まった時には、解散してから4時間以上経っていた。
 施設の使い勝手は良く、招かれた人々の評判も上々だった。三日月基地のような技術の粋を集めた巨大な構造物の設計は見事だったが、ごく平凡な一般向けの建物を設計しても無理のないものができるのか、と、忍者隊もレッドインパルスも南部の技に感心していた。
「ところで、南部博士は?」
 健は、他のメンバーに向かって尋ねた。
「俺達が解散する前に出て行ったきり、姿を見てないぜ」
「おいら、竜と一緒に中をみて回ったけど、博士には一回も会わなかったよ」
「我々も見てない」
 レッドインパルスが首を横に振った。
「時々は休暇をとってこういう場所に来てリフレッシュしてください、と申し上げたんですが、逆に煩がられてしまったようです。でも、博士の側を離れるべきではなかった」
 南部のセキュリティ兼秘書は揃って溜息をついた。
「ブレスレットで呼びかけてみよう。こちらG1号、南部博士、応答願います」
 ブレスレットからは、ノイズに混じってかすかにうめき声のようなものが聞こえるばかりだった。
「おかしい、博士に何かあったのかもしれない」
「こっちに居ないってことは、発電所の方かもしれないぜ。マントル計画にとっては、向こうの方が本命だろう。南部博士にとっても」
「よし、ジョー、発電所の方に行ってみよう」

●phase-3 発電所
「南部博士でしたら、4時間ほど前に来られましたよ」
 慌てて南部を探しに来た一同に向かって、発電所のオペレーションルームに詰めていたISO職員はあっさり答えた。
「それで何処へ?」
「随分上機嫌で、地下の実験室へ。ここからは、エレベーターで途中まで行って、保養所の方に分岐する通路を通ればたどり着けます」
 ISO職員は、健に、簡単な地図を描いて渡した。

●phase-4 実験室
 後から土の中を掘ってパイプを埋め込んで作られたらしい通路を通り、一同は地下実験室へと入った。手前の部屋には、化学実験用の実験台が並び、吸収だの蛍光だのを測定するありふれた分析装置が置かれていた。その奥は、顕微鏡が何種類かあり、培養装置だのクリーンベンチだのといったものがある、これまた普通の生物実験室だった。使用中の実験器具が台のあちこちに置かれているところを見ると、南部はここで何かを調べていたに違いなかった。
 一同は奥へと進んだ。途中で着替える部屋があり、南部のスーツやシャツ、下着に至るまでが乱暴に脱ぎ捨てられ、カゴに突っ込まれていた。その上に、何度か使ったらしい白衣が載っていた。几帳面な南部にしては珍しい。よほど慌てなければならないことでもあったとしか考えられなかった。
 扉の向こうから水の流れる音が聞こえていた。健は扉を開け、中に駆け込んだ。
 部屋の中は湯気で満ちていた。どう見ても、どこの温泉にでもあるような大浴場で、奥の壁に沿って大きな湯船が作り込まれていた。中は薄暗い。健に続いて駆け込んだ一同は、入り口で一歩も動けず固まってしまった。
 大浴場の湯船の中で、この間絶滅させたはずのジゴキラーが、天井に届きそうな大きさになって元気良く動いていた。湯船の端から湯が注ぎ込まれ、反対側から流れ出していた。湯船の手前に置かれたサマーベッドの上に、腰にタオルを巻いた南部が横たわっていた。額の上にもタオルを載せ、苦しそうに息をしていた。
「博士、どうなさったんですか」
「……のぼせた」
 ジゴキラーが、根を伸ばして、南部の額からタオルを取り、水を満たした洗面器の中から別のタオルを出して南部に渡した。南部は、タオルを額に載せた。
「……ありがとう」
 とりあえず南部の身に危険はなさそうだとわかったが、滅ぼしたはずのジゴキラーがここで南部を介抱しているという光景は、一同にとって理解の範囲を超えていた。
「状況を説明してくれんか、南部博士」
 十分近く立ち尽くした後、最初に口を開いたのはレッドインパルスだった。
「三日月基地でジゴキラーを育てた時は、水温が低かった。温度が高い場合にどうなるか見たかったので、実験室に保存しておいたジゴキラーをここに持ち込んだのだ。基地の実験室では、あの巨大水槽の水温を変えることは無理だからな。結果はなかなかのものだ。見事に育っただろう?三日月基地でやったときよりずっと早かったぞ」
「それであれこれ調べてたのか」
「そうだ。細胞を取り出して顕微鏡で見たり、代謝を調べたり、その他いろいろだ。スーツのままというのも面倒なので、私も服を脱いで湯に浸かりながらしらべていたのだ。ただ、Y染色体が弱点のジゴキラーにとっては、私の存在は危険だ。だから、湯を流しっぱなしにして、ジゴキラーを上流側に置いて、私は下流側に居た。これなら万一私が怪我をしても、ジゴキラーは無事だ」
 腰にタオルを巻いたままで白衣をひっかけ、実験室をうろついていた南部を想像し、南部のセキュリティ達は顔を見合わせた。レッドインパルスは、浴場の床に落ちていたノートを拾った。耐水性の樹脂で作られた、水の中でも使えるノートだった。
「随分短時間でいろいろやったんだな」
「ああ。そのうち、ジゴキラーの動きが三日月基地で育てた時と違っているような気がしたので、側でずっと見ていたのだ」
「で、湯あたりしたと?」
「面目ない。ずっと湯に浸かったままで観察に熱中しすぎて、気分が悪くなり、動けなくなってしまった。無線で呼び出されているのはわかっていたのだが……」
「一つ訊きたいんだが、こいつと意思疎通はできとるのか?」
 レッドインパルスは、ジゴキラーを指さした。
「言葉が通じているとは思えんし、言語体系が人と重なる部分があるとも思えん。第一、進化の過程を考えるに、ジゴキラーが今の形になった時、人類はまだ発生もしていなかっただろう」
 南部は即答した。
「タオルを換えてもらっていたようだが?」
「私にもわからん。私の何を感じ取ってそういう動きをしているのか、全く不明だ。意思疎通ができるとしたら、何か化学物質を介してだろうと予想はしているのだが」
「この後どうするんだ?」
「三日月基地へ連れて帰るつもりだ。健、入り口のライトのスイッチを入れてくれ」
 健は、南部に言われた通り、並んでいるスイッチを全てONにした。大浴場に光が満ちた。ジゴキラーは見る間に小さくなっていった。
「光が多いと小さくなることがわかっている。なかなか面白い」
 額にタオルを載せたままで南部は笑った。
「抱えられるサイズになったら、外に出してくれ」
「俺がか?」
「心配するな、男性には何もしない。むしろ、間違っても血液を触れさせないように気を付けてもらいたい」
「注文が多いな」
 レッドインパルスは、ジゴキラーを抱えて湯船から引っ張り上げた。入り口に向かおうとすると、ジゴキラーが暴れ始めた。
「こいつ……うわっ」
 根にひっぱたかれて、レッドインパルスはジゴキラーを床にとり落とした。ジゴキラーは、根を器用に動かして床を走り、自分から湯船に飛び込んで大人しくなった。
「ふむ……」
 南部は顎に手をやって考え込んだ。
「ジゴキラーは温泉を気に入ったらしいな。ここに暫く置いて、定期的に鶏肉でもラットの肉でも与えておくことにしよう」
 南部は立ち上がった。途端にふらついて倒れそうになった。南部のセキュリティ達が駆け寄って慌てて支えた。
「南部博士!」
「うう……ちょっと目眩がしただけだ。もう大丈夫だ。君たちは先に戻っていたまえ。少し休んだら私も戻る」
「でも、こんな地下にジゴキラーが居るとなったら……」
「駆除の仕方はわかっているし、光があればそうそう巨大化もしないのだから、危険はないだろう。そういえば、時々休暇を取って温泉に行けと煩く言っとったのは君らだったな。希望通り、そうなりそうだぞ。何なら一緒に入浴してジゴキラーと語り合うか?はははは……」
 多忙な南部の疲労とストレスを心配して、温泉にでも通ってリフレッシュしてほしいとは言ったが、南部が嬉々としてジゴキラーに会うために温泉に通い出すなど想定外もいいところである。第一、喜んでジゴキラーと一緒に風呂に入りたがるのは南部博士くらいのもので、普通ならそんなものには近寄りたくもない。こんなつもりで言ったのではなかったとセキュリティ3人組は頭を抱えたが、後の祭りだった。

※ということで、
(1)天然の露天風呂(冬場はもれなく天然バードミサイル完備)
(2)普通の保養施設(可動の覆いのついた露天風呂、その他もろもろの設備あり)
(3)南部君専用地下大浴場(但しジゴキラー風呂と化している)
を設定し終わりましたので、お後よろしく。

 



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このエントリーは 2010/1/15(金曜日)-23:24 に、カテゴリー ガッチャマン, 創作に投稿されました。 RSS 2.0 feedを用いて応答を追跡できます。 You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

6 個のコメントがあります


  1. Ree on 2010/01/16 02:24

    うげっ・・・
    なんという温泉を作ってくれたのだ、南部君・・・はぁ。
    やっぱ無謀だったよなぁ。涼さんに頼んだの・・・
    こんなややこしい話、考えてなかったよぉ~
    まさかジゴキラーまで登場するとは・・・とほほっ
    ・・・この話でお馬鹿やったらまずいよなぁ 私の頭と流れを考えて欲しかったよぉ~(T_T)

  2. 裕川涼 on 2010/01/16 02:28

    Reeさん、

     お馬鹿やるために、天然バードミサイル付きとか普通の温泉とかジゴキラー付きのやつとか考えたんで、どれでも使いたい放題ですよん。普通の温泉の方は敢えて細かくは設定してませんので、和風の部屋と宴会場もあることにしたってOKですし、そこでキモノショーもOKですよん。天然の方は季節によって状況が変わるので、そっちも自由度が高い。冬場に本物の鳥が多い、以外に制約無しです。ジゴキラー風呂は……宇門博士あたりが登場すると問答が凄いことになりそうな。「女囲ってるかと思ったらジゴキラーかよ!」みたいな。まあ、どれか1つだけを使って残りは無視でもいいので、使いやすいのを適当にどうぞ。

  3. 家露伊江子 on 2010/01/17 12:13

    裕川さん

    私も借りていいですか?
    って言っても私ジゴキラーって記憶にないので温泉しか
    描けないかも知れませんけど…

  4. あたる on 2010/01/17 13:46

    ただの温泉ではないと思っていましたが・・・。さすがは裕…いや、南部博士!!転んでも、なぜ転んだのか地質調査を始めてしまうですね!再放送で最初に見たのがジゴキラー後半だったので、あんなグロいものを栽培しようとする博士のお気持ちが私には理解の外ですが、一人と一本が仲良くしてるのを見ると案外可愛く見えてしまうものですね。うん、こんな植物ならいいかも。
    私の大好きな映画で「リトルショップオブホラーズ」というのがあるんですが、思い出しちゃいました。あれは人食い宇宙植物だけど。

    初めの《天然バードミサイル》を受けてる南部博士も受けました!あの格好で大画面に写っているかと思うと・・私が長官なら隠してしまうかも(笑)笑って済ませる各長官たちは懐深いなあ。

    宇門博士、着物ショーの合間に「南部博士が温泉で女性と密会」なんて噂を聞きつけそうですね。

  5. 裕川涼 on 2010/01/17 13:47

    家露さん

     どうぞどうぞお使い下さい>南部温泉。

     ところで、ジゴキラーの回の南部博士とジゴキラーのキャプ画像、
    http://www.frontier-line.org/misc_materials/gatchaman/039.html

    http://www.frontier-line.org/misc_materials/gatchaman/040.html
    に置いてますのでどうぞ。

     基本は、でっかい花(食肉植物本体)から、直接、緑と白の縞模様の触手状の根だか茎だかわからないものが伸びているという構造です。
     大きさは、人間一人を飲み込める程度に巨大化したものから、鉢植えに植わってそうなサイズまで可変です。

  6. 裕川涼 on 2010/01/17 14:20

    あたるさん、

     ジゴキラーの回の南部博士の反応がどうだったかは、私の鑑賞メモを見てもらうとわかるかと。かなりジゴキラーを調べることに熱中してましたよ>南部博士。忍者隊が何を思ってるかとか、全く気にしてなかったみたい。

     学者にもよくわかってない植物って設定ですから、きっとそのうちジゴキラーの研究書でも執筆するんじゃないですかね、南部博士は。

     天然バードミサイルのシーンは中継で、しかも、当初に利用予定だった天然の露天風呂が使用不可(なので工事プランや工期の大幅変更を余儀なくされた)の事情説明だから、隠すわけにもいかなかったってことで。

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