II37話

|2009/11/1(日曜日)-15:45| カテゴリー: ガッチャマン
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 ガッチャマンII37話。甚平が、探知機をラッキー山脈のISO秘密研究所に運ぶ任務の途中で、ピューマの子供を助けたために研究所が壊滅する。

南部「諸君。緊急事態だ。地震で破壊されたISO研究所で、サリンガスが漏れる恐れのあることが判明した」
健「サリンガス?」
南部「うむ。神経性の有毒ガスだ。万が一にも備えなければならないが、サリンの中和剤になるオキシム型の解毒剤の製造が間に合わんのだ。その上、研究所の被害の程度もよくわからん。直ちに、調査にあたってもらいたい」

ナレーション「国際科学技術庁のラッキー秘密研究所。ここに貯蔵してあった薬品類が、化学反応を起こして有毒ガスサリンが発生しようとしていた」

 サリンが日本でポピュラーになったのってオウム事件以後だが、この回の放映は1979年6月10日。これ以前に知られていたとしたら、ナチスが第二次大戦中に量産していたということからだろう。
 Wikipediaによると

1960年代にロッキーマウンテン兵器工場で大量のサリンを生産している。このサリンは一度も使用されることが無いままロッキーマウンテン兵器工場の倉庫に保管されていた。そして、1970年代になると全て廃棄処分された。

とある。ガッチャマンでは実在する地名を微妙にもじった名前を使う傾向があるし、むしろこちらを元ネタにして作られた話か。
 ところで、上で引用したシーンで何事もなく南部博士が登場しているが、アニメで見せてないところで実はものすごいことになってたんじゃないかと。33話の最後の方で、ISOの偉いさん達が会議してるシーンがあって、メンバーが、ギャラクターの地震攻撃を食い止められない忍者隊は何をしているんだと南部博士に詰め寄るシーンがある。ちゃんと仕事をしていてもその扱いなのだから、任務途中放棄で研究所一つ壊滅の上有毒ガス発生でさらに被害拡大なら、南部博士がどう吊し上げられるか推して知るべしで、指令を出しに部屋に戻ってくる前の会議場での説明が大変だっただろうという……。「会議ばっかりやってて現場には来ないくせに現場の仕事ぶりを責める大勢の偉いさん達」vs.「実働部隊の指揮官であることが権力の拠り所になっている南部博士」の構図になってて、しかも指揮官としては実働部隊の士気を下げるようなことはできない、という状況が見えてるわけで。

ガッチャマンの二次創作

|2009/10/31(土曜日)-17:36| カテゴリー: ガッチャマン, 創作
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 科学忍者隊ガッチャマンの二次創作の短いヤツを勢いで書いてしまったので公開する。まだ文芸資料を整理してないので、おかしなところがあるかもしれない。南部博士本の上ギャグなので、合わないと思う人はスルーでよろしく。
over-spec」からどうぞ。pdf版のみなので、うまくブラウザで見えない場合は右クリックダウンロード(macの場合はcontrol+click)して、手元のAdobe Readerでどうぞ。

追記:その他のフィクはhttp://www.frontier-line.org/misc-ficsからリンクされてます。

元ネタはFだったのか……。

|2009/10/25(日曜日)-22:48| カテゴリー: ガッチャマン
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 ネタ臭のする回(笑)を選びつつガッチャマンのIIとFを見ているのだけど。

 ハイパーシュートの実験……南部博士が動物実験を「鳥」でやっているというところがツボった。鳥用のGスーツを作ってたというところに吹いた。しかも実験失敗で鳥は丸焼きに。で、鳥の次が健だという……。モチーフが鳥だというだけじゃなく、扱いまで鳥だったかorz。F35話。

 ハイパーシュートで健の細胞破壊って、似たような展開を最近見たと思ったら……テッカマンブレードがこのパターンだった。タツノコ好みのパターンなのか。

 どう見てもハイパーシュートが、ルパン三世の石川五ェ門な件。

ところでこの脱出シーン。
 gatchaman-37-01.png

 翼の下(ジュンのすぐ脇)の三角形は赤で塗った方が………。多分、三辺に”DANGER”、真ん中に”EJECTION SEAT”だろうと思われ……。

 ガッチャマンファンに叱られそうな気もするんだけど……。
 ガッチャマンって、
○切れ者で大金持ちで地主やってる鷹匠のおっさんが
○猛禽類含め鳥を五羽ほど飼ってて
○鳥を大事にかわいがり鳥の方も鷹匠になついていて
○資金力にモノを言わせてスタッフとかも自前で雇い入れて
○領地の田畑を荒らし回る害獣に対して鷹狩りを仕掛ける
って話に見えて仕方がない。

南部博士の名前が……

|2009/10/24(土曜日)-23:27| カテゴリー: ガッチャマン
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 ガッチャマンの関連本「科学忍者隊ガッチャマンマテリアル」「ガッチャマンパーフェクトガイド42の謎」「科学忍者隊ガッチャマン全集」が届いたのでざっと目を通して見た。さらに、IIとFも揃ったので、付属の冊子を見る。
 南部博士の名前が、初代ガッチャマンでは「南部考三郎」、IIとFでは「南部耕三郎」、OVA版では、設定等には「南部博士」しかなく、本編中では「KOUZABROU NANBU」と入るだけで、漢字がどちらかははっきりしない。
 何でまた、と思いつつ、FのBOX1のライナーノーツを見ると、南部博士の説明のところで、

※南部南部耕三郎の”耕”の字は、”考”、”孝”、”耕”など諸説あります。一作目の『ガッチャマン』では”考”の字説が、続編では”耕”の字説が有力。本欄は続編の主力説である”耕三郎”としました。尚、設定画には”南部仙三郎”と”南部浩三郎”の名前が入ったものがありますが、こちらは記載時の誤りと考えられます。

 本のスタッフインタビューや座談会を見ても、どうしてこんなことになったかの説明がない。パーフェクトガイドの謎項目としても取り上げられていない。ストーリーの裏設定よりも、3作通して準主役級の指揮官役の名前がばらばらになってしまった裏事情の方が謎だし興味がある。誰か知ってる人が居たら教えて欲しい。

 ところで、存在を秘匿しているはずの科学忍者隊の存在を、子供達はしっかり知っていて、公園で話題にしたりしているし、バードスタイルの健達がお菓子を配るシーンもある。
 それで、南部博士が実際の作戦展開と同時に「ガッチャマン」というアニメの放映にも噛んでいたという二次創作ネタを思いついた。国際科学技術庁が出所を秘匿して資金と資料を提供、某Tプロダクションに依頼して、本物そっくりの5人が活躍する冒険活劇を作らせて、絶賛放映中。だから、子供達はみんな、秘密のはずの「ガッチャマン」の活躍を知っていた(但し毎週放映される人気テレビアニメとして)。本編でバードスタイルの健たちが子供の前に出るシーンは、後楽園ゆうえんちの「○○戦隊ショー」のノリだったという…(でも、70年代って、アニメ人気キャラの着ぐるみショー&サイン会って時々あったよね)。このため、ギャラクターの前線基地が忍者隊の襲撃を受けて、部下が真面目に報告しても、ベルクカッツェは「アニメのコスプレをした連中に攻め込まれたなど、何を寝ぼけたことを言っているのか。アニメの見過ぎも大概にしろ。テレビばっかり見てないで仕事をしないか!」と相手にしなかったので、実は本物も居るということがなかなか認識されずに大被害、というギャグ。困ったギャラクター実行部隊は、某Tプロダクションのスタッフを密かに誘拐し、自白剤やら何やらを使って科学忍者隊(本物)の正体に迫ろうとするが、「元々製作費用と設定資料やコンセプトの文書をどっかからもらっただけ」のスタッフ達からは、結局何の情報も得られない。騒ぎになることを恐れて、拉致時の記憶を消して返したことが、「宇宙人に誘拐されておかしなところに連れ込まれて体をいじられるが、その間の記憶と時間の進み方が途切れている」という典型的なアブダクションのパターンを踏んでしまっていたため、今度はUFOブームを煽って、特番が組まれる事態に……。ラストシーンは、国際科学技術庁の一室で、酒を飲みながら特番を見てニヤリと笑う南部博士、かなぁ。

うーむ、確かに……

|2009/10/22(木曜日)-00:13| カテゴリー: ガッチャマン
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 最近、Reeさんに、ガッチャマンで南部博士殺されちゃうし、って教わって、えぇぇぇぇ!と大びっくり。タツノコ系のアニメ、ガッチャマンは初代のとOVA、キャシャーンは初代のとOVAとsinsのDVDやLDを持ってるだけで、他はノーチェック。昔のタイムボカンとヤッターマンあたりはリアルタイムだがその後のシリーズはほとんど見てないし。タイムボカン2000はリアルタイムで見てたけど……。
 ってぇことは、ガッチャマンの続きは要チェックじゃないか!どうやって終わったか全然知らんぞ。
 慌てて、できるだけ安いDVD-BOXの中古品を探して注文。本日、FのBOX2が届いた。初代のが終わってから話がどうなったかはよくわからないんだけど、とりあえず南部博士射殺回は入っている。まずはオープニングを……全く記憶にない。そういえば、Fの頃は私はガッチャマンシリーズは見てなかったなぁ。この時期はハーロックと、時々放映される24時間テレビの虫プロのアニメーションの方に注目、でも何故かヤマトはスルーで、後から劇場版のをテレビで見て楽しんだ。次に内容を確認。……あらら、南部博士ホントに殺されてる。何でまた。というかそこで殺すストーリー上の必然ってあったのかな。
 一緒に入っていたブックレットを読むと、初代の人気がすごくて、IIでもそれを引きずり反響が大きかったんだけど、Fの後半では視聴率的には下がりつつあって、続きを作るのも難しいので「完全に終わらせたい」がスタッフの意思だったみたい。この辺は、他のBOXのブックレットやらムック本やらを集めてもうちょっと確認しないと何ともいえないのだけど。
 確かに、3作続いた指揮官役の南部博士(Fでの役職は長官)を欠いたままだと、忍者隊の方がぴんぴんしてたって、新リーダーで続編、とはならないよなぁ。続編の可能性をとことん潰したかったのだろうか。そういえば、グレートマジンガーだって、最後に兜剣造殺してるけど、その後の展開は、鉄也が指揮官役で甲児がゴッドマジンガーで戦う話が企画されていたわけで。

 他に見てて気付いたのは……ガッチャマンの射撃アクションって、血を見せないのね。南部博士も出血ゼロで死んでるし、その次の回の銃殺刑シーンもきれいな状態。やはり、子供向けアニメの制約かなぁ。

 ところで、南部長官に致命傷を与えたシーン
gatchaman-42-01.png

 だいぶ線が省略されてるけど、この特徴的な排莢アクションって、使われてるのはルガーP08だよね。リアルじゃ、日本軍の将校に人気が高くて知名度も高かったから、その後アニメやドラマでも結構愛用されているみたいだし。

テッカマンブレード見てる

|2008/11/5(水曜日)-00:04| カテゴリー: アニメ関連
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 テッカマンブレードのDVD-BOXを買ったので見ている。日本で出た時に買い損ねたので、オクで北米正規版を買った。リージョンコードが1なので、リージョンフリーのポータブルDVDプレーヤーで再生。吹き替え版かと思ったら、音声は日本語のままで、英語字幕を出すかどうかをメニューで選べるというものだった。
 やっと、3分の2ほど見終わった。多分今週中に最終話まで見られそう。リアルタイムで見ていたはずなんだけど、こんな話あったっけ?な部分も結構ある。忘れてるなぁ……。

「チャージマン研!」買った

|2007/12/19(水曜日)-23:22| カテゴリー: アニメ関連
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 あまりにも内容がいろいろヒドイので周りで話題になった「チャージマン研!」のDVD-BOXを買った。全65話だが、1話の中身が6分程度と短いので、あっという間に終わってしまう。
 主人公が泉研という少年で、スーパージェッターみたいなヘルメットとスーツに変身して戦う。とりあえずDVD1巻見た。が、しかし……
・ジュラル星人に地球が侵略されつつある、という設定で、変形しまくるジュラル星人が登場しても、それがどういう背景を持ったヤツなのか説明がまったくない。そもそもジュラル星はどこにあるんだろう?
・研が変身すると、黄色いスーツの模様が代わり、ベルトが追加され、ブーツだったのがそうでなくなるが、左手の二の腕に光線銃を取り付けた恰好だったり、メカが隠されていると思えないのに足首からロケット噴射したり、研専用の円盤形メカは飛ぶ時に屋根の上にフラフープみたいな輪っかが回っていたり……。斬新っちゃー斬新な形だが……。
・研は小学生か中学生くらいで、学校に通っている。で、担任の先生公認で変身して戦ってる……。
・両親公認で変身して……児童虐待です本当に(ry
・侵略にしてはまわりくどくて情けない作戦を繰り返すジュラル星人……。
 とりあえず通して見てから、各話毎のあらすじとかツッコミとか、気が向いたら書くかも。

攻殻機動隊S. A. C. 2nd GIG DVD-BOX

|2007/8/24(金曜日)-23:10| カテゴリー: アニメ関連
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 攻殻機動隊S. A. C. 2nd GIG DVD-BOXが出たので割引率のいい店を探して多少安く購入。一気に見てしまった。これで、見ていないのは総集編2つだけになった。
 見ていて、実は主人公はタチコマの方なんじゃないかと思ったり……。