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FORCE FIVE GRANDIZER THE SERIES(1-7 + movie)

 TV本編のほぼ前半部分+映画のセット。本編は、Episode1-33となっておりDVD7枚、映画のDVD1枚である。アメリカのショップから通販で購入した。

 オープニングとエンディングは日本語版の曲と歌をそのまま使っている。また、明らかに別の画像ソースから持ってきたらしく、色あせている上画質が非常に悪い。各話の中身はそこそこきれいな画像になっている。また、時間の関係でか、部分的にカットされたシーンがある。

 以下は、33話の内容である。日本版と完全には対応していない。なお、Force Five版は26話分しかないという情報もあり、どうしてこのシリーズが7話多いのかが謎である。

 英語版サブタイトルは、確認してみたがはっきりしない。はっきり聞き取れて、Force Fiveの別シリーズのタイトルと照合できたものを記載した。斜体字になっていたり、一部略になっているのは、照合できなかったり、うまく聞き取れなかったものである。

Episode No.
title
日本版の話数
日本版のサブタイトル
1
Grandizer Robot Back to Action
1
兜甲児とデュークフリード
2
(1話のあらすじがナレーションされるだけで、サブタイトル読み上げ無し)
2
ああ!わが大地みどりなりき
3
(....)
3
危機迫る白樺牧場!!
4
The Southern Cross
4
若き血潮は紅に燃ゆ
5
General Ding?
5
炎の愛を夕陽に染めて
6
(.... Nightmare)
6
大空を斬る闘魂!!
7
No Honour Among Thieves
7
たとえ我が命つきるとも
8
Blinded by the Fog
8
地球の緑はあたたかい
9
(.... Secret Wapon)
9
許されざる怒りを越えて
10
The Youngest Spy
10
あこがれは星の彼方に
11
(サブタイトルが日本語のまま)
11
黒い太陽の中の悪魔!!
12
(サブタイトル読み上げ無し)
12
虹の橋を渡る少女
13
Target Grendizer
13
狙われたグレンダイザー
14
Here comes (...)
14
ボスボロットがやって来た!!
15
All for mothers (...)
15
遥かなる母への手紙
16
Love Conquers All
16
こころにひびく愛の鐘
17
A Run in the Snow
17
小さな生命を救え!
18
(サブタイトル読み上げ無し)
18
発進!!秘密ルート7
19
(サブタイトルが日本語のまま)
19
恐怖のエアロライト!
20
The Lunar Menace
20
決死の雪山脱出作戦
21
The Northern Lights
21
決戦!オーロラの輝き
22
Coward or Hero?
22
花一輪の勇気
23
Brenda's Guardian Angel
23
激流に叫ぶひかる
24
Brenda to the Rescue
24
危うしデュークフリード!
25
The Gift of Life Part I
26
スカルムーン総出撃!
26
The Gift of Life Part II
27
猛反撃!グレンダイザー
27
The Radiation Rock
30
赤い傷跡のバラード
28
Return of the Boss Man
31
空に花咲け!ボスの友情
29
Upon a Sweeter Memory
32
母に向かって撃て!
30
All Things Great and Small
33
必殺!ミュータントの最後
31
Taos the Wolfman
34
狼の涙は流れ星
32
An Achilles Heel
36
燃える大空の誓い!
33
(サブタイトル読み上げ無し)
37
翼にいのちを賭けろ

 英語版のストーリーは、wikipediaによると次の通り。Professor Valkonian(宇門博士の英語版での名)によって劇中(2話の、外が嵐で所長室のシーン)で語られた台詞である。

Johnny is the only survivor of the star civilization of Antares. His real name is Orion Quest. The Antares were a very scientifically advanced people who knew neither war nor subjugation. Then one day Vega the Strong unleashed his merciless saucer squadrons against Antares. His goal was to destroy the Antarean paradise and make its rich natural resources his own. Orion was the only one who survived. Vega immediately confiscated the Antareans' comprehensive science logs and set about using the knowledge to create the ultimate battle robot. He called it Grandizer. Vega's plan was to use it to plunder the universe, but Orion was able to block his evil plot. He stole Grandizer from under Vega's nose and destroyed the computers that held the information of Grandizer's secrets. He fled across space to refuge here on earth, but not before giving the Vegans a taste of their own destruction. Orion chose earth from amongst all the other countless planets because its lush natural environment most reminded him of Antares. I learned of him as he neared earth. I arranged to hide his ship and safeguard his identity. It all happened about 2 years ago.

 

 ビデオのパッケージの裏には、

Grandizer starred Johnny Bryant, a.k.a. Orion Quest. Orion was seemingly the sole survivor of the planet Antares, which had been destoryed by Vega the Strong's flying saucer squad. Spearheading the attack ws the great battle robot Grandizer ,which Vega hoped to use to help him bring the entire universe under his rule. But that crafty Orion stole back Grandizer and took it to Earth, wherer he hid the robot and asumed a human identity.

 

とある。

 総集編の映画と本編がいくつか違っている。なお、映画は、TV放映をそのままビデオ撮りしたのか、全体に白っぽいし、時々ノイズ混じりに走査線のずれたような効果が入っている。特に1話の内容部分がひどい。そのかわり、音声はTVシリーズのものよりずっと聞きやすい。

 映画の内容は、次の内容をつなぎ合わせたものである。

  1. 1話のほぼ全部
  2. 2話の前半(甲児が大介を問い詰める→団兵衛がTFOを暴走させる→大介救助に成功→所長室で宇門博士が大介の過去を甲児に説明する、まで。後半の戦闘シーンは丸々カット。)
  3. 7話のほぼ全部
  4. 23話の一部。円盤獣ギスギス戦。(シルバーが逃げ出す部分、ひかるが大介を問い詰めた後、山にシルバーを探しに行くシーン、デュークの正体を知るシーンはカット。最初にダムが壊されたあたりで、ひかるは既に捕らわれの身となって唐突に登場する。)
  5. 26話後半(前半の、甲児と林所員がロケットで打ち上げられて軌道ステーション建設中に襲撃されるシーンは丸々カット)。警報→ルート5から出撃→宇宙空間で2体の円盤獣と戦闘。白樺牧場襲撃されひかるさん負傷。
  6. 27話のほぼ全部。

 映画では、甲児が日本にやってきて白樺牧場前に着陸したあと、宇門博士が仕事中の大介を呼んで紹介するときに、Johnny Bryantという名前で紹介していて、特に自分の息子だとは言ってない。また、観測室で赤い月を見た日の夜、大介が「乗りたくないんだぁっ!」と叫ぶシーンが丸々カットされている。
 一方、TV版では、宇門博士が「This is my son, Johnny.」と紹介している。また、「乗りたくないぃ……」のシーンの最後の方で宇門博士の台詞がかぶるところで「You are now my son, Johnny Valkonian. Johnny Valkonian.」と言っている。TV版の方が日本の設定に忠実である。ビデオパッケージの説明は映画準拠だが……TV版でも同じ説明をしていて食い違いがある。

 映画では、グレンダイザーがダム内の床を割って現れた時、駆け込んできた宇門博士は「Good luck, Johnny」と言っている。 TV版は「Johnny....」とつぶやくだけなので、日本語版とほぼ同じである。

 武器の名前は、日本版のままのものも多いが、「spin saucers」「spin drills」「hand beams」と複数形になっていたりしてちょっと笑った。向こうのセンスじゃ確かにそうだわな。反重力ストームは「rainbow beam」 と、見たまんまの呼び方に。

 映画はダイジェスト版なのでいろいろカットされている。2話で、夜、研究所前で甲児が大介に向かって正体を明かせと詰めよって殴り合うシーンは映画では丸々カット。7話の、大介が悪夢にうなされるシーンと、大介が出撃前に甲児を殴り倒して白樺牧場の入り口から走り出す部分はカット。26話の前半が丸々カットされたもんだから、27話でひかるが負傷したあとのシーンで甲児がいきなり宇宙服のアンダーウェア姿で登場することになり、一体何があったのかが分からない状態に。